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★新刊絵本
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ちいさなきかんしゃレッドごう
ダイアナ・ロス作
レスリー・ウッド絵
みはらいずみ訳
あすなろ書房:本体1200円 |
きかんしゃレッドごうは小さな真っ赤な、そして元気なきかんしゃです。いつもみんなに通
りかかると挨拶をして行くのに、今朝は時間になっても来ません。
どうしたのでしょうか?病気なのです。それで薬を飲みました。
赤色が引き立っているエッチングのとてもきれいな色の絵本です。原書は1945年の出版。 |
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ベニーいえでする
バルブロ・リンドグレン文
オーロフ・ランドストローム絵
長下日々訳
徳間書店:本体1400円
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こぶたのベニー、ママは“いけません”とみんな取り上げてしまいます。大事なじゃがいもや棒も片づけるし、ぬ
いぐるみのぶうちゃんまで汚いからって洗濯機に入れようとするし、とうとう“家出する!”
でも行くとこなんかないし、誰も子どもにしてくれない。おまけに大事なぶうちゃんをなくしてしまいます。
この絵本のこぶたは人間の子どもそのものだけれど、ぶたのお母さんはおおらかです。
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ワシとミソサザイ
ジェーン・グドール再話
アレキサンダー・ライヒシュタイン絵
百々佑利子訳
さ・え・ら書房:本体1400円 |
幼い時に聞いた大好きなお話の一つということなのですが、どこのお話か分かりません。作者はロンドン生まれ、タンザニアで野生チンパンジーの研究をしている人です。
誰が一番高く翔べるか競争した鳥たちのお話です。空、空から見た大地、大きな森、連なった山々、どのページも見開きを使った広い大きな絵がひろげられています。
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★歌、詩の絵本、本
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かえるだんなのけっこんしき
ジョン・ラングスタッフ再話
フョードル・ロジャンコフスキー絵
さくまゆみこ訳
光村教育図書:本体1300円
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おはなし歌、ちょっと聞き慣れない言葉です。最初はいつ、どうやって出来たか分からないが、お話というより歌ったり語ったり、何代も伝えられてイングランド、スコットランドからアメリカへ。そして『かえるとねずみ』のお話が出来上がってきたとのことです。
明るくて、でも自然の描写はユーモアの中にもしっかり描かれています。
1956年度コルデコット賞受賞作品。楽譜つきです。 |
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おーい ぽぽんた
〜詩と短歌と俳句166篇〜
茨木のり子、大岡信、川崎洋、岸田衿子、谷川俊太郎 編集委員
袖木沙弥郎 画
福音館書店:本体全2冊2400円
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小学生に暗唱して欲しい“詩と短歌と俳句166篇”というサブタイトル通
り詩と短歌と俳句のアンソロジーです。
個人詩集は出版されるようになりましたが、なかなか良いアンソロジーが少ない中、とても良い企画だと思います。もちろん声に出して。言葉と身体は強い結びつきがあります。楽しい。
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★読み物の新刊
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こぎつねキッペのはるのうた
今村葦子 作
降矢奈々 絵
ポプラ社:本体900円 |
こぎつねキッペは春が来て嬉しくてたまりません。森で出会った仲間たちと、おにぎりになって山を転がり下りる遊びに夢中になりましたが……あ!あぶない。ひぇ!危ういところでした。
歌のような文の言葉のリズムが楽しく、挿し絵もただかわいいだけでなく表情豊かで良く合っている。読み聞かせにもオススメです。
ところで、動物のしっぽって何のためにあるのか知っていますか?
7才ぐらいから。
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フレディ
世界でいちばんかしこいハムスター
ディートロフ・ライヒエ作
佐々木田鶴子 訳
旺文社:本体1238円 |
自由になりたいと考えたペットショップ生まれのハムスター、フレディはそのために色々と考えます。自由になるにはペットショップから出ていく、勉強する、工夫する、とうとうフレディはパソコンで人と話が出来るようになります。
賢くなるためには一体何が必要だと思いますか?そう、勇気です。決して諦めない。そして周りの人たちからの手助け、これも大切ですね。
読みやすく、ハムスター好きの子どもたちにはオススメです。「ハムスター伝説」知ってますか?
3年生ぐらいから。
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★ヤングアダルトから大人まで、今日も大活躍〜歴史に関わりのある読み物〜
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緋色の皇女アンナ
トレーシー・バレット作
山内智恵子訳
徳間書店:本体1500円 |
11C、ビザンチン帝国に実在したアンナ・コムネナがモデルになっています。アンナは皇帝の世継ぎに生まれ、権力と陰謀の中で成長しますが地位
を失ってしまいます。けれどアンナはそれを越えたかけがえのない人たちとの繋がりを得ることが出来ます。
登場人物の1人1人が生き生きと描かれています。舞台になった宮廷や図書館、修道院もきっちり書かれていて読みごたえのある小説。中世にこんな女性がいたということは大変な驚きでした。
のちに弟ヨハネスはビザンチン帝国の名君といわれたとのことですが、これも興味深いことです。
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天地のはざま
たつみや章作
講談社:本体1600円 |
古代日本、ときは縄文から弥生に向かうなかで交易の旅に出ることになったムラの長アテルイ他22人、その中には人の世の災いの先触れという運命を担う星の子ポイシュマも一緒でした。
やがて着いたアヤの王の宮で王の息子タヂシヒコの野心とホムタの裏切りの中で、侵略からムラを守ろうとしたムラの長チュプモントとアテルイの前に凄まじいオロチとオオモノヌシの力を得たポイシュマが立ち上がりました。
『月神の統べる森で』『地の掟 月のまなざし』に続く第3作目の作品です。古代の神話を横糸に物語は4作目に続いていきます。
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★青春のテーマ、自分探し
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メイゾンともう一度
〜マディソン通りの少女たち3〜
ジャクリーン・ウッドソン
さくまゆみこ訳
ポプラ社:本体1600円 |
メイゾンはまた、マディソン通りに帰ってきました。そこは今まで通
り親友のマーガレットがいて、おばあちゃんがいて、いつもメイゾンのことを気にかけてくれる人たちがいます。
でも変わったこともあります。顔も知らない父親が戻り、白人のキャロラインという友達ができ一緒にいることが多くなりました。マーガレットの父親は死んでしまったから決して戻っては来ません。マーガレットはメイゾンと気持ちが離れていってしまいそうになり、不安と寂しさから拒食症になりそうになります。メイゾンとマーガレットは自分を見失わないで人も受け入れていけるように、少しずつ大人になっていきます。
3巻で完結。ぜひ若い人たちに読んでもらいたい作品です。
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star
girl スター★ガール
ジェリー・スピネッリ作
千葉茂樹 訳
理論社:本体1380円 |
ハイスクールの2年生のレオの学校へ転校生が来ます。名前はスターガール。奇抜な服装でウクレレを背負い、バックにはペットのネズミを入れ、そしてランチタイムには誕生日の子の所へ向かってウクレレをかき鳴らし“ハッピーバースディー”と歌うのでした。スターガールに話しかけられると誰もが自分に自信を持て、元気が出ます。
けれど人間は勝手で残酷。みんなに(自分だけでない)愛と希望を与えようとするスターガールを無視していきます。
集団の中で自分は自分であろうとする心の願いは間違っていることでしょうか?町はずれの砂漠のシーンは大変美しい。また、学校の教師が全然登場せず、考古学者のアーチー、ほんの少しだけ登場するスターガールの両親がこの作品を厚みのあるものにしています。
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