■えるふ流読書法〜2001年12月〜
自分でいうのもなんだけれど私は多読の方だと思います。 仕事柄読む時はなおのこと、個人の範囲で読む時も、どちらかというとハイスピードでワァーと読んでしまう。驚く程丹念に本を読む人がいて“私は読むのが遅いものだからあんまり本を読んでいなくて……”などと言われ、感想を言われたりするとドキッとして自分の読み方の浅さに反省したりします。 当然読みはじめてはみたけれど、なんか前へ進まない本は仕事の時は別として途中で投げ出してしまいます。どんな本が多いかというと書評や広告に惹かれて買ってはみたもののstoryが好みにあわないもの、読みづらくてスピードのあがらないもの、これはどちらかというと自分自身の体調にも関係していて、いちがいに本の責任ではないことも多いので、だから少したって読んだらあんがい読めるかもしれませんが、しばらくしてまた読んでみるということはほとんどありません。 文字の本は読んでみなければわからない、前にも書いたのですが私自身はかなり好みが決まっていて、感傷的な本はまず嫌い、帯に“癒し”なんて書いてあったり“心が暖かくなる”なんて書いてあるともうパス、それからホラ−的な本も嫌い、恋愛ものもほとんど読まない、人の営みには興味があるくせに好きだ!嫌いだ!……となるとすっかり醒めてしまいます。 できればあまり現実的でない本が良いのです。SF・冒険・ファンタジー(フワフワ羽の生えたかわいらしい?ものがでてくるのはダメ)・ナンセンスそれらの本をひたすら猪突猛進のごとく読む、そして時々本から顔をあげてあらぬ方向を視、しばしハァーッと息をついたかと思うと、また、シコシコとひたすら読み続ける、これが私の本の読み方です。 読まない本もあります。見るだけ、ぼんやりと見るだけの本は動物の本、月と星の本。植物や昆虫の本は(これはどちらも好き)育て方や名前を覚えたりしなければならない時があるので読むことがあるのだけれど、動物や月や星の本はただ見ていることが多いのです。星の名前はそんなわけであまり知りません。犬はただ犬で良いし、星もただ星で良い、なんとなく眺めて楽しい、そんな種類の本になります。 パソコンを買ったばかりの頃、嬉しくてインターネットでよく星のサイトを見たのだけれど疲れてしまい、今はほとんど見なくなってしまい、また本を引っぱりだして『ハッブル望遠鏡が見た宇宙』等文章の多い本は写真のところだけ眺めて楽しんでいます。 こういうことも“読む”ことに入るとすれば、こういう本は一回きりでなくたびたび読みます。それなら絵本もそうで、storyは何回も読むことがないけれど、絵は時々開いて楽しむことが多い、だから手放すことがありません。これは子どもの本の読み方だと、ここまで書いて改めて思ったことでした。 |