■えるふ流読書法〜2001年5月〜


いわゆるヤングアダルト向きの本の出版が活発で面白くなってきました。若い人の層では今、読書をする人と全然しない人の差が開くばかりです。

一般的には本を読まない携帯電話などにお金を使うので本は買わない、コミックスなどはブック・オフなどで買って読んで売るのが普通の様、それなのにその層に向けて出版が活発というのは大変興味深い現象です。

とはいえ、翻訳物が多く、出版社ではあすなろ書房、理論社、ポプラ社と元気に頑張っています。また、岩波少年文庫が新装になり、新刊も含めて100冊程度揃いました。

3部作という本も多い、つまり長編が多いのも特徴ですが、これはなるべく間をおかないで出して欲しいと思います。守り人シリーズが3巻で完結しました。(ライラシリーズの3巻目、いつまで待ったら良いのですか?新潮社さん!)

一方、ヤングアダルト向きの本を大人が読んでいる、だからなのか分かりませんが、一般文芸書で出ることも多く、情報チェックが大変です。

でも、絵本もそうですが色々な人たちに読まれるようになったのは嬉しいし良いことだと思います。しつこい様ですが、その分、中高生、特に中学生が本を読まないというより、毎日疲れて読めない状況が続いているのがとても気になります。“ゆとりの教育”と言われてもう何年も経っていますが、近年激しさを増すばかりで10分間読書も“学級崩壊をなくすとか集中力を高める”等と言われるとただ困惑してしまします。

今を生きている子どもたちが癒し本しか読まないのも大変残念。トラウマの告白ごっこの世界でなく、少しずつでも歩こうとする若い人たちを描いている本があり、しかも楽しい本がたくさん出版されています。

さあ、それらの本をどうやって紹介していきましょうか?
2000年度出版されたえるふオススメヤングアダルト向きの本はこちらからどうぞ。