| ■えるふ流読書法〜2000年10月〜 大雨をテレビで観ながら、これは大変な事になったなぁと岐阜のいとこにメールを入れました。彼女の家は柿を作っているので。 幸い、まぁ大丈夫との事。水に浸かった本屋はなかったのでしょうか。本は火も水も当然絶対ダメです。9月はそうでなくとも夏の疲れと、お金の出費で1年のうち1番本の売れない月です。 ところで、ハリー・ポッターの2巻が出ました。(これは売れそうな本だという事です。)いつものように店に出す前に読みました。 正直言ってガッカリしました。というより、半分読んだらすっかり飽きてきました。ハリー・ポッターはファンタジーでなく、冒険娯楽小説だと1巻を読んだ時に思いました。 この作者は大変頭の良い人、きっと今売れる事は何なのかとたくさん読んで研究したのではないかと。話の運びが早く、読者の気をそらさないで色んな出来事を手品を使う様に読者の前に表現してみせる、これは今の子どもたちにとって、特に10代の子どもたちにとって、とても刺激的で魅力的です。 世界でベストセラーになるという事は子どもたちの置かれている世界がどこも同じだと考えられます。恐らく先進国といわれている国でこの小説が支持されていると思われますが、大人も含めてどんどん刺激が強くなり暴力的になっている、子どもたちは『息が詰まりそうだよ。』と言っています。 そんな事いくら叫んでも大人にはその声が届かない、諦めてバーチャルな世界に浸っているのが現実です。 それはそれなりに面白かった1巻に比べて、残念ながら2巻には1巻を超える面白さがなかった。 1巻で書かれていた事が、形を変えてこれでもかと書かれているだけ、もっとオカルティックで、ホラーで、きらびやか、トイレの幽霊の話など、私の好みではありませんでした。 |