●ロンドン便り〜2002年5月〜


長い冬が終わって街のいたるところに桜やたくさんの花が咲き新緑がとても美しい季節です。ロンドンに移住して3年。今年の春が一番暖かく感じるのはそばにいる息子が桜の花びらを1枚ずつ渡してくれるからかな。

はじめまして。私はヴィヴィルといいます。今月からロンドンの書店や絵本それから子供たちのことを少しずつ紹介していきます。

まずは書店について。語学学校や駅周辺には必ずといっていいほど書店がありその大きさはさまざま。例えば美術関係の専門書だけを置いてある所は本当に小さいけど、もう何十年も続いていて置いてある本もかなりの年代物になっていたり。
しかしインターネットブックショップの影響でこうした状況は少しずつ変わり始めています。

観光客の多いピカデリーサーカスの駅前には3年前にオープンしたヨーロッパ最大の書店ウォーターストーンズ。そこから20分歩くとそこにはアメリカ生まれの大 型書店ボーダースがあります。

今回の写真はボーダースより。この書店は4階建てになっていて2階からはゆっくり本が読めるようにソファがたくさんあったりカフェもあるサービスがとても好評。

1階の入り口付近はCDやDVD、その奥には世界各国の新聞や雑誌もあるし、もちろん人気作家や新刊の本も多数置いてあります。インフォメーションを見ると2階は経済、法律、科学、美術などの専門書、3階は教育関係で語学、地図、子供の絵本、カフェ、4階は音楽と映画。

子供の絵本売り場に行くと天井にはぬいぐるみや布製絵本が飾られていたり、カーペットは星と惑星の模様。

壁全体が本棚になっていて置いてある本の半分は表紙が見えているのは子供たちにも親にもとても見やすいし、足元のかごにはベビーカーにつける絵本やぬ いぐるみでいっぱい。

いすに座って仲良く絵本を見ている兄弟のそばにはガーデニングの本を読んでいる母親。子供用絵本売り場には付き添う親にも楽しめるように料理やDIYの趣味の本も置いてあります。

特別に置かれた本棚にはテレビの人気キャラクターやピーターラビットもあってなんだか懐かしい気分。子供の絵本は大人になっても楽しめるものばかり。ビデオやDVDも種類が多くて迷ってしまうほど……。

今日は息子の好きなスポットという犬のお話の絵本を購入することに。

来月は図書館とトイライブラリーについての紹介です。

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