
■読者のページ〜2000年6月〜
『あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま』(イ ヨンギョン文・絵 かみやにじ訳 福音館書店)が出たとき、大らかなお話と舞台を見ているような構成、赤が非常に美しく印象的でぜひ原画を見てみたいと思っていたところ、ちょうど原画展があってワクワクして行って来ました。 期待にたがわずとても良い原画展でした。出展のほとんどが水彩と鉛筆で描かれていて、透明感のある色を使っている作品が多くありました。 『あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま』の原書がおいてあったのですが、残念ながら色が少し濁っていて、むしろ日本版の方が原画の色に近いように感じました。 民話・神話を題材にした以外は生活や国の紹介の様な本が多く、ナンセンスユーモアの絵本が一冊もなかったのはちょっと驚きでした。 『山になった巨人』 リュウ・チェスウ(福音館書店刊) 『汽車のカナダラ』 パク・ウンヨン(ハングル文字) 『やみの国のサプサリ』 チョン・スンガク 『子どもとつくる韓国料理』 チョン・ユジョン 『巨人のマゴばあさん』 チョ・ソンギョン 『ヘチと妖怪』 ハン・ビョンホ などの作品が私には大変印象的でした。 特に『巨人のマゴばあさん』日本版が出版されないかな!
ガラガラではなかったものの、雨のわりには人がいたかなあ……?個人的にレオ=レオニの作品、『マシューのゆめ』を読んでから抽象画が大好きになってしまった私は“ピカソ”と聞いて期待していたのですが、ピカソらしい作品はあまり展示されていなくて、少々残念でした。(目に見えるものだけでなく、目を通 して頭に映るもの、体に感じるものを表現されたピカソの絵が大好きなのです。) でも、展示は莫大だった!! 時間がまだあったので、そこから歩いて7分ほどの所にある『国際子ども図書館』にも行ってきました。 やはり、部分開設だけあって狭かったけど、『子どもの本・翻訳の歩み展』は行く価値あり!!でした。現在の本とタイトルが違うものがいくつもあって、それを比べるだけでも面 白かったです。 小さい頃見た記憶のある本、古い本なのに逆に新鮮に感じる本など……。天井が高いせいか狭いスペースもゆったりして見ることができました。 4Fの子どもの部屋というスペースには、日本と世界各国の絵本や児童書がありましたが、本の数も少なく、部屋も小学校の教室くらいのところで、これなら地元の図書館と変わらないかな?という感じ。(きっと書庫にあるのでしょうが……。) 子連れだと子どもはガッカリかも……。 2Fの資料室はこげ茶色の書棚で統一されて、落ち着いた重厚な雰囲気。ただし、ここは18才以上なのです。 閲覧は9:30〜17:00ですが、月曜休み以外に資料室は日曜日も休みです。
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