■若い人からのお便り〜2005年2月〜

★弁論大会に出て来ました

最近、「国際教育研究部会主催 第八回英語日本語弁論大会」と言う大会に出ました。

日本語部門、英語部門、留学生による日本語の3部門のうち、日本語部門で「国際ボランティア」をテーマに発表をしてきました。内容は簡単に言うと、「国際ボランティアは今よりも自分達に身近なものになるべきだ。国際的なボランティアに参加する事が、当たり前に思えるように社会全体を変えて行くべきだ。」という様な感じです。急に先生から出てみないかと誘われて良く分からないままで原稿を書いて本番に臨む事になってしまい、本音ではもっと原稿に手を掛けたかった……という反省が残りました。私の学校は、今回が始めての出場でしたので、他の学校がどういう形で発表をするのか情報が少なく、準備不足もあり、入賞はできませんでしたがとても勉強になる大会でした。

まず、私が出場した日本語部門では、同じ高校生の人たちが考えている事が本人の言葉で聞けた事が大きかったです。「国際理解国際協力」と言う大きな枠の中で各人が話した内容は様々でその人の興味のある分野がはっきり出ていました。次に英語部門。事前に考えた文を暗記しているとはいえ、なめらかな発音は同じ高校生とは思えませんでしたし、テーマが日常会話と離れていた所為もありますが、知らない単語が多く聞こえて意味が取れないところもあり正直に言って焦りました。

また、留学生で英語部門に出場した人もいて母国語が英語でも日本語でもない人の英語にびっくりしました。留学生による日本語部門でも感じた事ですが、やはりどんな言語を使っても母国語の感じは消えないものなんだと思いました。いかに自分が日本人の英語に慣れているか痛感しました。自分の英語も他の国の方からすると独特の訛りのようなものがあるかもしれないと初めて思い、この点については考えることが少なくありませんでした。

3つの部門に共通した勉強になった点は、発表者のうちの何人かのボディランゲージの豊かさです。私達は普段、無意識に身振り手振りを交えながら話をしています。それが人前で話をするとなると、特に原稿を作って話をすると、棒立ちになりがちで何とも味気無い感じがしました。難しい事ですが、原稿に書いた事を自分のものにし、訴えかけるように話す必要を感じました。体中で話をする人は聞き手を引き付けるし、難しい英単語などが入るときには理解を助ける事にもなっていました。

最後になりましたが一番勉強になったのはオーストラリアに行って来て感じた事を題材にした弁論です。私は3月に12日間オーストラリアでの、ホームステイをしながらの英語の研修に参加する予定です。日本語英語部門共に意外な程多くオーストラリアの話があり、教科書にもパンフレットにも書いていないオーストラリアという国の魅力や、外国に行ったことで気付いた日本の生活の違い、日本の良さなど、歳の近い人たちが実際の体験を語る弁論はとても参考になりました。

周りの出場者に比べて自分の準備不足、英語力の違い、満足出来ていない原稿……反省点の多い大会でしたが、いろんな事を勉強するために話を聞きに行ったと思うことにしました。

長くなりました。読んでくれた方に感謝デス。ありがとうございました〜。最後に少し書きましたがオーストラリア、行って来ます!!すごい楽しみな反面、準備が進み話が具体化していくに連れて不安が募ってきています 。準備講座の話、行って来た感想についてもココに書いてみたいと思っています。楽しみにしてもらえると嬉しいです。出来るだけリアルに感じた事をレポートしていきます♪♪

from⇒ミドリ

★「ある日の日記より」

今日朝起きた時、ぼくは布団の中にいた。まだここから出たくない、だって外寒いもん。しかし、ダダをこねている暇はなく今日もぼくは人生で一番ダルいんじゃないかと思われる一瞬に耐える。ぼくは極度の低血圧なのである。朝起きてまず最初にしなければならないことは……制服に着替えること。なんでこんな物を着なきゃならないんだろうと疑問に思ったこともあった。だって毎日同じものを着るなら、GパンとTシャツの方が動き易いじゃん。実際「制服ってなんだろう」と考えたらそれを着なきゃならない理由というのはないような気がする。要は印象の問題である。そんなことを考えると、段々目が覚めてきた。

そう、ぼくは五十嵐敬也 14歳 平成2年6月6日生れ 中学2年生 双子座 好きな食べ物はアボガド……。昨日までの自分の記憶はちゃんと生きているようだ。一晩寝てもぼくはぼく。昨日までに積み上げといた「積み木」は今日もちゃんと生きている。机の上にある今日の新聞の一面にざっくり目を通して、学校に行く。実際感じる限りでは目立って変わらない。ぼくも、世界も。

外に出る。空の色がきれいだと思った。友人と待ち合わせをしているので、少し急がなければならない。自分を取り囲んでいる空間が、布団の中より圧倒的に広くなった。あの瞬間は布団があれほど恋しかったのに、今こうして空がきれいだと思っている自分はなんなのだろう。友人も昨日とは特に変わっていなかった。敢えて昨日と違うところがあるとしても、せいぜい持ち前のくせ毛が生み出す強力な寝癖くらいだろう。学校までは約15分、話をしているとすぐに着く。4階まで階段を上がり、教室に入る。その後「朝読書」「ホームルーム」と毎日の「日課」をこなし、そうして授業が始まる。授業は基本的には楽しい。わからないことがわかるようになるというのは、それなりに快感だ。もっとも教室で平行線における錯角の概念を学ぶか、家で布団の中で本を読むかという選択肢を与えられたら、間違いなくぼくは後者を選ぶだろうけど。

学生のぼくがすべきことはとりあえず勉強だ。やがて受験生になるぼくは、以前にも増して勉強しなければならないだろう。努力……それは幸せを手に入れるための、手段のひとつだ。勉強し、いずれ働き、給料をもらい、お金という不安定なものを積み上げながら、人はそうやって生きていき、やがて旅立つ。では「幸せ」とはなんだろう?この答えはぼくにはまだわからない。この世はまだわからないことだらけだ。幸せ……それはきっと温かくて、心地良くて、ふわふわで……確実じゃないヤツだ。いくら努力を積み重ねても、時にそれは、大きな津波や、激しい地面の揺れと共に音を立 て崩れ去る。違う場合だってある。自分自身が積み上げてきたものの上にぼくは、まだ座れている。そのぼくが今、崩れたガレキの中にいる人たちにできることは何だろうか。今日はずっとそんなことを考えていた。

ニュース

NHK
『真剣10代しゃべり場』
に出演します!

NHK『真剣10代しゃべり場』という番組をご存知ですか?金曜日夜11:30からNHK教育テレビでやっている10代の若者の討論番組です。その『しゃべり場』の17期レギュラーメンバーとして只今出演中です。放映は1/14から既に始まっており、3月末まで毎週金曜日連続11回出演させていただきます。ちなみに僕の提案日は2/18です。是非ご覧になり、いろいろご意見ご感想などお寄せください。

連絡先『The Date Line Club』五十嵐敬也
ohkun_knk@yahoo.co.jp
特定非営利活動法人『国境なき子どもたち』
http://www.knk.or.jp/