
久しぶりに千葉ポートパークの人工の浜を散歩しました。先日の台風のあとと違って、目立った大きなゴミはほとんどなく、穏やかな海では腰まで水に浸かりながら貝を採っている人が何人かいました。
海岸のゴミは持ち込まれてそこで捨てられたものだけではありません。夏の海水浴シーズンは確かにアイスの棒やペットボトル、花火などが目立ちます。しかし海岸で見られるゴミの多くは生活用品や空になった容器類です。館山の海では農産物や漁業関係のもの、またお刺身の脇についてくるプラスチックの菊の花、はたまた入れ歯など、ありとあらゆるものを見つけました。いずれも川などから流れてきたと思われるものが多く、それらを「漂着ゴミ」といいます。海辺の管理をする人たちにとってこれは最も頭を悩ませている問題です。 私は海岸に打ち上がった貝をコレクションしていますが、海の底から打ち上げられる貝はせいぜい水深30メートルくらいのものだろうといわれています。大きいものや重いものはよほどの大波がこないと打ち上がりません。でも、プラスチックは大きくても軽く、水に浮くものもあるので海岸にたくさん漂着するのです。
なぜペレットがいけないのか子どもたちと考えてみました。 ★プラスチックは分解しない ★小さいので回収が困難 ★鳥や魚がエサ(魚の卵)と間違えて食べてしまう。 ★ポリスエチレンという種類のプラスチックは海水中の汚染物質PCBなどを吸着する。 ★水に浮くので一度漏出すると海流にのって世界中に漂う。(実際与那国島、小笠原の父島からも見つかったという報告がある) 海に人工のものが落ちているということ自体いけませんよね。
ペレットはプラスチック製品の原料です。ポリエチレンはラップ類、バケツやサンダル、灯油のポリ容器に。ポリプロピレンは浴槽やザル、ひも、日用雑貨になるそうです。京葉工業地帯の真ん中の千葉ポートパークですから出所を突き止めるのは無理なことでしょう。 実際に稲毛や五井にはポリスチレンの製造工場があります。ペレットは25キログラムの袋に詰めて工場間を運搬するそうですが、袋の中にはなんと200〜300万個のペレットが入っているといわれてます。
実際私たちに出来ることはなんでしょうか?ペレットは身近なところではぬ
いぐるみに入っていたりするそうです。もし中のペレットが漏れてきたら早く修理したり漏れ出さないように処分したりするしかありません。間違っても下水に流さないようにしましょう。
レジンペレットについては ★海辺のペレットを探して(大竹千代子/著 平部るり子/絵 小峰書店)に詳しく書かれています。 ★海辺のコレクション(浜口哲一/池田等 フレーベル館)には“あぶないつぶつぶ”として紹介されています。 レジンペレット関連のホームページ ★クリーンアップ全国事務局(JEAN) |
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