前回は千葉港のシンボル、ポートタワーの前の干潟を紹介しました。この時期はまだ水が冷たいのですが潮干狩りをする人を見かけるようになりました。今年はたくさん獲れているようです。鋤簾(じょれん)を使って貝を採っている人もいますが、道具を使っての貝の採集は禁止されていますので、やめていただきたいと思います。自然はみんなのものです。貝は買ってもそう高いものではありません。どうか人の手でよみがえった小さな干潟を大切にしていただきたい物です。
これまで私は千葉港というのは、JR京葉線「千葉みなと駅」の辺り一帯の港だと思っていました。
ところがなんと、市川市から袖ヶ浦市までの6つの市にまたがる港全体をいうのだそうです。海岸線は133kmもあり、日本一港域の広い港です。貨物の取扱量
は9年連続の日本一。近くに住んでおりながら全く知りませんでした。
千葉市役所から海側は全て埋立地ですが、付近には海員会館や県漁連、港湾事務所などの建物が目立ちます。このあたりを歩いてみると千葉は港町だな、という実感がわきます。
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ポートパークの先端まで行くと、潮干狩りのできる干潟から見るのとは違った港が見えてきます。クレーンや時折聞こえる汽笛、大型トレーナー、ここの港のものはすべてとても大きくて圧倒されます。
成田空港の燃料基地、食品サイロ、山積みの丸太、自動車……私たちの生活に欠かせないものがここから出入りしていることが分かります。
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遊歩道に釣り竿を持ったおじさんがいました。今はあまり釣れませんが、夏にかけてはフッコ(スズキの幼魚)が釣れるそうです。そのおじさんは自転車でいなげの浜や浜野まででかけることもあるそうです。「千葉港から見る富士山はきれいだよ」と教えてくれました。
岸壁には一般の人は立ち入りできませんが、ちょっとのぞいてみると、臨海派出所には消防車のほか消防艇が待機しているのが見えました。大小さまざまな船が行き交う港はとても活気があふれています。海から港を探検するには「港めぐり」の観光船が出ています。県立美術館の裏に乗り場があります。毎日出航していますので、是非一度海から巨大な千葉港をご覧になってみてください。きっと新しい発見がありますよ。
千葉港についてのくわしいお話しは千葉港のホームページをご覧になってみてください。千葉港で水先案内人(パイロット)をされている吉岡孝典氏が情報を提供されています。海のプロのお話です。興味深い最新情報満載ですよ。
先日、読売新聞の京葉版に館山の沖ノ島遺跡のことが載っていました。昨年6月の「海からのおたより」で紹介したように、沖ノ島の砂浜にはイルカの骨が埋まっている場所があります。昨年行われた安房博物館と千葉大の協同発掘調査では縄文時代中期(約8000年前)の土器、黒曜石のやじり、イルカの骨、焚き火跡などが出土しました。縄文初期から1000年ほどその付近でイルカの追い込み漁が行われていたと考えられるそうです。今年秋に二次調査が行われるとのことで、また発見があるかもしれません。
春の館山が恋しくなって出かけてきました。途中すれ違ったのは山形ナンバーのミツバチの巣箱を乗せたトラックでした。冬から春にかけて南房総の花を求めて北国から養蜂業者がやってきます。お花畑は花でいっぱいですが、もうじき畑に変わります。
おだやかな春の大潮は海藻を拾う人、アサリを掘る人などでにぎわっていました。春は海からのおくりものがたくさん採れます。私はワカメを拾ってきました。生わかめはシャキシャキの歯ごたえがなんともたまりません。この季節だけのお楽しみです。
子どもたちはきれいな貝を見つけて来ましたが、家へ帰ってきたらその貝にヤドカリが入っていることに気づきました。
人工の海水を用意して水槽に入れてやりました。次に館山に行くときに沖ノ島に返してあげたいと思っています。
ヤドカリはこの後脱皮しました→
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