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★幼い子どもに選んだのはとりが登場する絵本。絵本が幼い子どものものだけではない、それは嬉しいことですが、幼い子どもだけが持っている特徴もあるので、その意味ではなかなか幼い子どもにすすめられる絵本の出版が少ない。
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どこどこ ここ・ここ…
五味太郎
クレヨンハウス :定価1,260円
(税60円) |
二羽のヒヨコがどこどこ……と歩いていきます。ここ・ここ……と答えたのは!
五味さんの色使い、デザイン、楽しい絵本です。
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ぴよぴよひよこ
ジョン・ローレンス さく
いけひろあき やく
評論社:定価1,365円
(税65円)
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こちらもヒヨコ、一羽で飛び出し、いろいろな動物になったように遊びます。鳴き声はヒヨコというより遊んだ動物たちの声になってしまう。
お話はよくある展開なのですが、絵は木版画の暖かみが生きています。それにしてもこの絵本のお母さんトリ、トサカがあまりにも立派でオンドリに見えるけれど!?
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パパがサーカスと行っちゃった
エットガール・キャロット文
ルートゥー・モエダン絵
久山太市 訳
評論社:定価1,470円
(税70円)
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サーカス大好きなパパ、旅から帰ってきてパパのサ−カス好きは皆にもうつってしまいました。
コミックのような絵。見返しが黒なのは舞台の幕が下りているということ?色がきれいです。
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きょうはこどもをたべてやる!
シルヴィアン・ドニオ文
ドロテ・ド・モンフレッド絵
ふしみみさを訳
ほるぷ出版:定価1,470円
(税70円) |
ちびわにの言うこと“ぼく、きょうはにんげんのこどもをたべるんだ!”必死で止める両親を尻目に出かけたちびわに。
ユーモアいっぱいの大人の絵本。
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オーロラのひみつ
マイケル・A・クスガック文
ヴラヤナ・クリコーカ絵
まつうらひろゆき訳
新風舎:定価1,365円
(税65円) |
大好きな母さんを亡くしてしまったイヌイットの少女カタウヤックにおばあさんは語ります。“人はみんな死ぬ
けれどたましいは空をのぼって楽しくかけまわるのだよ。オーロラの光の中でサッカーする。楽しくかけまわるのだよ”日本では夜空の星は亡くなった人でいつも空から私たちを見守ってくれるという言い伝えがあります。少女の表情がとっても美しい。
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月人石
乾千恵 書
谷川俊太郎 文
川島敏生 写真
福音館書店:定価840円
(税40円)
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見開きの左が書、右にその写真。生命溢れた絵本が出来ました。そして一行の言葉がイメージを広げます。
人の創造力はとても深くて広いことを感じさせてくれます。子どもと一緒に読みたい絵本です。
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★先月と同じように冒険ファンタジーの読み物がすっかり低調です。家族や成長、自立に主題が置かれたものが多くなっています。
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ハッピーノート
草野たき 作
ともこエヴァーソン 画
福音館書店:定価1,470円
(税70円)
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聡子は6年生、学校でも塾でも自分の居場所を見つけることが出来ません。塾で好きな男の子が出来、その男の子に近づこうと努力する聡子は、新しい生活に一歩踏み出していきます。
聡子の両親、特に母親が働くことで少しずつ自信を持って、生き生きしていくのが印象的です。装幀の美しい本です。10歳ぐらいから。
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Doors
ドアーズ
ジャネット・リー・ケアリー作
浅尾敦則 訳
理論社:定価1,344円
(税64円) |
父親の失業で引っ越しをしなくてはいけなくなったゾーイ、何もかもおいて家族はワンボックスカーで生活します。この車上生活とは居場所を失うこと。友だちとも信頼関係を築くことが難しくなります。ゾーイはとうとう家出をして前の家に帰っていきます。今はアルツハイマー病の祖母のプレゼントのガラスのドアノブを握りしめて……。祖母のネルは言います。“ドアを見つけるんだよ”ゾーイはそのガラスのドアノブを付けられるドアを見つけることが出来るでしょうか?ピアスをして昔はロックバンドで活躍し、大学の教師でもある父親の描き方や母親の描き方は日本ではちょっと新しい!12歳ぐらいから。
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ぼくはジョシュア
ジャン・マイケル作
代田亜香子 訳
小峰書店:定価1,680円
(税80円) |
南の島に住む少年ジョシュアは母親が亡く、父親と2人で住んでいます。父親は島でたった1人の肉屋。父親の秘密を知ったのは父親が病気で死に、1人ぽっちになったときでした。
自然と友だち、修道院のシスター・マーサたちの支え、ジョシュアはこの島で生きていこうと決心するのでした。12歳ぐらいから。
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ティーン・パワーをよろしく 4
エミリー・ロッダ
岡田好惠 訳
講談社:定価997円
(税47円) |
シリーズ4巻目のこの巻の主人公は〈ペン〉新聞社の跡継ぎエルモ三世。愛猫シャドーも含め猫が次々と行方不明になる事件が起こります。
このシリーズはやさしく読みやすく子どもたちに人気があります。10歳ぐらいから。
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おひさまホテル
エーリッヒ・ハイネマン文
フリッツ・バウムガルテン絵
石川素子 訳
徳間書店:定価1,365円
(税65円) |
野原にホテルが開店、店主は野原小人のトリー、レストランもあります。ホテルに来る野原の動物たちの一年間の自然と物語です。
とっても小さな生き物が描かれている絵いっぱいの読み物です。
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禁じられた約束
ロバート・ウェストール作
野沢佳織 訳
徳間書店 :定価1,470円
(税70円)
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14才の時ぼくはヴァレリーと出会った。ヴァレリーは金持ちの家、ぼくの父はその下で働く労働者だった。ぼくは美しいヴァレリーに夢中になった。初めてのキス、そしていつか迷子になったら必ず見つけるという約束をする。病弱なヴァレリーの死と戦争の恐怖。ぼくはだんだん追い詰められていく
若い人の恋と恐怖。久々のウェストールの作品です。12歳ぐらいから。
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影
ハンス・クリスチャン・アンデルセン作
長島要一 訳
ジョン・シェリー画
評論社:定価1,680円
(税80円)
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日本では何故かアンデルセンの物語は甘く、幼い子ども向きのように翻訳されているのが多い中、これは異色の作品で、驚く人もいますが、アンデルセンの作品は幅があります。これは自分の影に乗っ取られて影になり、やがて消えてしまった男の話です。
デンマーク語からの新訳でイラストが合っています。15歳ぐらいから。今年はアンデルセン生誕200年。しばらく手に入らなかった本が出版されます。
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クジラ
大海をめぐる巨人を追って
水口博也 著
金の星社:定価1,260円
(税各60円)
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地球最大の動物、シロナガスクジラ。世界の海洋に広く分布しているザトウクジラ。クジラの仲間はおよそ80種。作者の案内でクジラの世界を見てみましょう。
写真もたくさん入っていて分かりやすく、おもしろい読み物になっています。
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