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★どの画家もすっかりおなじみの人たちですが、各作品は古く、今の画風と少し違っています。共通
しているのは物語性の強いところです。
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キャプテンうみへいく
マーガレット・ワイズ・ブラウン文
ガース・ウィリアムズ絵
ひがしはるみ訳
徳間書店:本体1400円
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これまでにも何冊か出版されているのですが、1953年に初版が出された古典絵本とは言い難い、明るい色のあふれた絵本です。しかも『おやすみなさいおつきさま』(評論社)や『しろいうさぎとくろいうさぎ』(福音館書店)の本とはどうしても結びつかなく、驚かれる人も多いと思います。
それは大衆絵本であったゴールデンブックスを底本にしているからだと思います。船乗りになりたい元気な犬の冒険話です。
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ハーキン谷へおりたきつね
さく ジョン・バーニンガム
やく あきのしょういちろう
童話館出版:本体1400円 |
冒険好きの子ぎつねのハーキンは自分のせいでキツネ狩りに遭う家族を救いたいと思い計略を立てます。果
たして助かるでしょうか?
1967年作者の初期の絵本。色数がたくさん使われていて鮮やかな赤色系がたくさん使われています。
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いたずら王子バートラム
アーノルド・ローベル さく
ゆもとかずみ やく
偕成社:本体1200円
ぼうしの上にまたぼうし
ローラ・ケリンジャー文
アーノルド・ローベル 絵
福本友美子 訳
文化出版局:本体1000円
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目が大きく丸い形の登場人物たちはあの『がまくんとかえるくん』の絵とずいぶん違います。
でも、お話には暖かいユーモアがあり、わるい王子(いたずらな王子)が良い王子になるという1963年に出版されたクラシックな絵本です。
ぼうしの好きなポットルさんが、やはりぼうしの大好きなイザベルとやっと巡り会い結婚する楽しい絵本も出来ました。
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★絵本らしい絵本、それは絵がいろいろなことを語りかけてくるからです。
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きょうりゅうたちの
おやすみなさい
ジェイン・ヨーレン文
マーク・ティーグ絵
なかがわちひろ訳
小峰書店:本体1400円
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きょうりゅうが20匹、いいえ「ねるまえにきょうりゅうになるすべての子どもたちへ」というコピーにあるとおり、“ねるじかんだよ”とお父さんやお母さんに言われたらきょうりゅうたち=子どもたちはどう言うでしょうか?
大判の絵本の見開きいっぱいに描かれているきょうりゅうたち、絵にとってもユーモアがあふれていて、いろいろな絵の見方が出来る楽しい絵本です。
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ぼくのうちに波がきた
キャサリン・コーワン文
マーク・ブエナー絵
中村邦生 訳
(オクタビオ・パス原案)
岩波書店:本体1800円 |
海に行った帰り少年は家へ波を連れてきました。夏の間中波と遊んだけれど、冬になり寒くなると波はちぢこまり、ほえてばかりいるようになります。
とても寓意に満ちた物語で、様々な読み方が出来る絵本です。少年の表情(ネコの表情も)リズムと自由な動きのある波の描き方、子どもと一緒にゆっくり読んでみたい絵本です。
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ぼくだけのこと
作 森絵都
絵 スギヤマカナヨ
理論社:本体1200円 |
世界で、この地球で、誰でもない、たったひとりのあなた。自分から見ても、他人から見ても、たった一人のかけがえのないあなたに贈ります。
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★物語の本ではこぎつねキッペの新刊、そして富安陽子の新刊の2冊はどちらもシリーズになりそうで楽しみです。3冊とも日本の本らしい本、気持ちがお話の中にスーッと入っていける。これは大切なことではないでしょうか。
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こぎつねキッペのそらのたび
今村葦子 作
降矢奈々 絵
ポプラ社:本体900円
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こぎつねキッペのお話も4冊目になりました。空を飛びたいと願っているキッペは夢中になって練習します。そしてキッペは空を飛んだのです。でも、止まらなくなってしまいました。森の動物たちは大騒ぎ。
全ページに挿し絵が入っていて、7才ぐらいから一人で読むことも出来ます。
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菜の子先生がやってきた!
学校ふしぎ案内 つむじ風の一学期
富安陽子 作
YUJI 画
福音館書店:本体1400円 |
小学校に現れた山田菜の子先生、まん丸メガネで白衣を着たちょっぴり怖いけれど、不思議をいっぱい教えてくれる先生。子どもたちはそんな先生を、大人を待っています。
突然姿が消えてしまった桜の木の話など、学校を舞台にした5つの不思議なお話が入っています。一学期になっているのですが、2学期も3学期も菜の子先生は現れるのですよね。挿し絵もお話にぴったりです。
10才ぐらいから。
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シノダ!チビ竜と魔法の実
富安陽子 作
大庭賢哉 絵
偕成社:本体1200円 |
信田家はどこにでもある5人家族、みんな元気で楽しい一家です。けれどちょっと違うところがあります。それはママはキツネで子どもたち3人ともママのキツネの血をひいていること。そんな信田家に小さな竜の子どもがやって来て、お風呂場に住み着いてしまいます。しかも雲竜の子どもはどんどん大きくなるとのことで、さぁ大変です。
一家のキャラクターがとても楽しく一気に読むことが出来ます。『菜の子先生がやってきた!』と合わせて富安ワールドにつかって暑さをぶっ飛ばしてしまいましょう。装幀がおしゃれな本です。
10才ぐらいから。
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★ドイツの本とスェーデンの本、どちらも自然の描写
が多いのは森の中の場面が多いからでしょうか。そこでは自然に人と動物が話をします。
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フランチスカとくまのアントン
ヴィルヘルム・トプシュ作
ダニエーレ・ヴィンターハーガー挿し絵
齋藤尚子 訳
徳間書店:本体1400円 |
昔々村はずれに元気で力持ちの女の子が一人で住んでいました。森へイチゴを摘みに行ったフランチスカは一匹のくまと出会い友達になり、一緒に住むことになりました。そのくまのアントンはとても料理が上手で仲良く暮らしていましたが、村に事件が起こります。
昔話風ではくまの魔法が解けて2人は幸せになるところですが、このお話は昔話ではないのでくまは森に帰ります。でもフランチスカとアントンは今でも友達です……。
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ムッドレのくびかざり
イルメリン・サンドマン=リリウス作
木村由利子 訳
フェリシモ出版:本体1238円 |
以前一度翻訳出版されたことがあるとのことですが、残念ながら読んだことがありませんでした。ただ、この作者の他の作品『トッレ王物語』『太陽の夫人』(これも今は手に入りません)は私のお気に入りの本だったので、期待をこめて読みました。期待にたがわず自然描写
の美しい物語です。
ムッドレはお母さんからもらったサンゴの首飾りをなくしてしまいます。イッカクジュウが持って行ってしまったようで、ムッドレはお人形のアステル、ピッピを連れて彼を追います。もちろんムッドレは冒険をしてたくさんのことを知り、ちょっぴり大人になって帰ってきます。
イッカクジュウ・川のぬし・トロル・海魔女など北欧のキャラクターが出てきますが、トロル=オサビシトロルも海魔女も恐ろしいものとしては描かれていません。物語の全体の感じは『ムーミン物語』に近い印象です。10才ぐらいから。
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★シートン動物記のおすすめ★
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ジョニーベアー
イエローストーンの子グマ
アーネスト・T・シートン作・絵
今泉吉晴 訳
福音館書店:本体900円
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ラギーラグ
ワタオウサギの子どもの物語
アーネスト・T・シートン作・絵
今泉吉晴 訳
福音館書店:本体900円
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ロボ
カランポーのオオカミ王
アーネスト・T・シートン作・絵
今泉吉晴 訳
福音館書店:本体900円
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今まではおすすめのシートン動物記がなかなかありませんでした。完訳かと思うと絵が違っていたり、シートンの絵が入っているかと思うと二段組の活字でちょっと読みにくくて、いつもくい違っていました。シートンは画家になりたかったくらいなのでたくさんの絵があります。こうして読んでみると子どもたちに是非すすめてみたい本です。子どもだけでなく大人も、動物物語をとおして考えさせられることがたくさんあります。10才ぐらいから。
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★昔話・むかしの話★
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たまごからうま
ベンガルの民話
酒井公子 再話
織茂恭子 絵
偕成社:本体1400円
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『猿神退治』
今昔物語より
那須正幹 文
斎藤吾朗 絵
ポプラ社:本体1200円
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子どもに語る
イタリアの昔話
剣持弘子 訳・再話
平田美恵子 再話協力
こぐま社:本体1600円
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