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★幼い子どもが心弾ませるもの、描き方は違っていても、どの絵本にもその嬉しさがいっぱいです。
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コッコさんとあめふり
片山健 さく・え
福音館書店:本体743円
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昨日も今日も明日も雨、コッコさんは「てるてるぼうず」を作りました。“あ〜したてんきになぁれ!”
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おおきなきかんしゃ
ちいさなきかんしゃ
マーガレット・ワイズ・ブラウン文
アート・セイデン絵
小池昌代 訳
講談社:本体1600円 |
おおきなきかんしゃとちいさなきかんしゃ、どっちもカラマズーの町からトンブクトゥーの町へ、トンブクトゥーの町からカラマズーの町へ走ります。
リズミカルな繰り返しの文と赤い色がきれいなきかんしゃの絵本です。
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ちびむしくん
作=ビル・マーチン/マイケル・サンプソン
絵=パトリック・コリガン
訳=木坂涼
岩崎書店:本体1400円 |
光沢のある紙質に特殊な印刷がされているこの絵本はちびむしくんにふさわしい。だってちびむしくんは光る虫になるのですから。
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かめのヘンリー
ゆもとかずみ 作
ほりかわりまこ 絵
福音館書店:本体1200円
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ぬいぐるみのかめのヘンリーはちよみちゃんのとても大切なお人形です。ある日ちよみちゃんは熱を出してしまいます。お医者さんはホコリは病気に大敵といいちよみちゃんのお母さんはヘンリーを片づけてしまいます。ヘンリーは早く洗ってもらってちよみちゃんの側にいられるように物置から脱出しようとします。
ヘンリーが自分で自分の体を洗うところが子どもたちは大好きです。
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デリラ
〜やんちゃな子ひつじのおはなし〜
作 ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ
訳 いしいむつみ
BL出版:本体1300円 |
一人暮らしのレッドのところへ来た子ひつじのデリラは働きもの、いつもレッドの仕事を手伝います。でも後から来た子ひつじたちは名前も家で眠るのも畑仕事するのもその他デリラのすることは全部NO!デリラは鈴を外してみんなと同じになってしまいます。レッドはデリラを見つけられません。ほんとに人間っておばかさんですね。
ひつじたちの表情がかわいくて楽しい。
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ぼくネコになる
きたむらさとし
小峰書店:本体1300円
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もし、もしもですよ、あなたがある日突然ネコになってしまったら……。そんなことが起こったのです。とんがり帽子のおばあさんの間違いでぼくはネコになっていまい、ネコのレオナルドがぼくになっていまいました。
作者は日本人ですがイギリス在住のため絵に描かれている色々なものはイギリス風のものです。ちょとナンセンスな絵本です。
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オオカミのひみつ
ぶん きむらゆういち
え 田島征三
偕成社:本体1400円 |
このシリーズも3冊目。この本のようなナンセンスものは3冊目ぐらいになるとあまりおもしろ味がなくなるのだけれど、これは大活躍。今回は“なく子もだまるオオカミ!”にも怖いものがあったというお話。
絵も迫力満点でオオカミの描き方にも工夫があっておもしろい絵本になりました。
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★言い伝え、昔話の絵本です。
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ピパルクとイルカたち
ジョン・ヒンメルマン作
はねだせつこ 訳
岩崎書店:本体1300円 |
1984年ロシアのチェコト半島で起こった本当の話が元になっています。氷の穴に閉じこめられたたくさんんのシロイルカをどうやって救い出したか、色々の試みの中で使われたのはイルカにクラッシックの音楽を聴かせ、外洋に導くというものでした。もしかしたらタマちゃんにも音楽は効果
があるかしら?
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青い花のじゅうたん
〜テキサス州のむかしばなし〜
トミー・デパオラ再話/絵
いけださとる訳
評論社:本体1300円 |
テキサス州の州花「ブルーボンネット」にまつわる先住民コマンチ族の伝説に基づいて描かれた絵本です。日本人には「ブルーボンネット」というより「ルピナス」という名前の方が知られています。
花の色だけでなく、空の色などブルーの使い方がとても印象的です。
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とらよりこわいほしがき
小沢清子・文
太田大八・絵
太平出版社:本体1300円 |
朝鮮半島に伝わっている昔話で、日本の昔話『ふるやのもり』に良く似たお話です。干し柿といい、この絵本のトラの顔といい、ユーモラスな絵本になっています。
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★日常生活の中で見つける小さな幸せはあまり気がつかないだけで、いつもあなたの側にあります。そんな幸せを共有できる人がいる、それはとてもラッキーです。
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マジョモリ
作 梨木香歩
絵 早川司寿乃
理論社:本体1300円
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つばきは、家の前の道の向こうに広がっている森から来た、空色の植物に誘われてまじょもりに出かけました。
文体はどちらかというと無国籍なのに絵はしっかり日本の風景、ちょっと不思議な雰囲気を持った本です。この絵と文、どちらかが変わってもこの本は成立しない、読み手を選ぶ本でしょう。10才ぐらいから。
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つるばら村のくるみさん
茂市久美子・作
中村悦子・絵
講談社:本体1400円 |
つるばら村にくるみさんが小さなパン屋を開いてから3年が経ちました。お客は相変わらず人間だけでなく動物たちも来ます。天狗まで現れ、ナオシさんという友達はくるみさんにとって、もっと近い存在になりそうです。
おいしいパンと一緒にちょっぴり幸せも運ばれてくる本です。10才ぐらいから。
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★ひと口に家族といっても、簡単にくくられない様な型が出てきました。戦争の中に放り出された子どもたち、その中で生き抜いていこうとする子どもたち、そしてちょっと今までと違った家族も日本の小説の中に登場するようになりました。
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風に向かっての旅
ペーター・ヘルトリング作
上田真而子 訳
偕成社:本体1400円 |
第二次世界大戦が終わった後、父親はロシアで死亡、母親も亡くした少年ベルントはカルラおばさんに引き取られ、住んでいたチェコからウィーンに行く途中、オーストリア国境ラーで止められてしまいます。住む場所もやっと見つけ、友達も出来るのですが、大人たちは自分の生活を得るために必死です。
マイアーさんという格好良いけれど正体不明の男の人にベルントは惹かれていきますが、子どもには知らなくて良いこと、見る必要のないことまで知ってしまいます。12才ぐらいから。
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さすらいの旅
〜続・生きのびるために〜
デボラ・エリス作
もりうちすみこ訳
さ・え・ら書房:本体1300円 |
とうとう父親が死んでしまい、パヴァーナは変わらず男の子になったまま母親や妹を探す旅を続けていきます。そしてパヴァーナは置き去りにされた赤ん坊にハッサンと名付け連れていくことにします。赤ん坊だけではありませんでした。洞穴に潜んでいて片足を失った少年、祖母と一緒にかろうじて生きていた少女、みんなパヴァーナの家族になって旅を続けます。
爆弾・地雷、飢えと病気、とても一人では生きていかれない、かといって助け合うなどというきれい事は通
用しない状況です。パヴァーナは今アフガニスタンでどう生きているでしょうか。
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ソルジャー・マム
アリス・ミード作
若林千鶴 訳
さ・え・ら書房:本体1600円 |
1990年の湾岸戦争の時アメリカは3万7千人ぐらいの女性兵士を戦場に送ったとのこと、この小説の主人公ジャスミンの母親も、その女性兵士の1人になりました。母親は再婚したのでジャスミンにとっては義理の父親とその子ども、つまり父親違いの1才の弟の面
倒を見ることになります。
母親が子どもを置いて兵士になって行ってしまう、ちょっと今の日本では理解が難しいことですが、先日テレビでは今回のイラク戦争にも女性兵士が入っていて生活や資格取得のために軍に入る若い人たちがたくさんいると放映していました。ジャスミンは6年生、バスケットボールのチームリーダーなのに、生活は弟の面
倒を見ることですっかり変わってしまいます。最後には帰ってきた母親はもうどういうことがあっても二度と戦地には行かないというのでした。12才ぐらいから。
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ブレイブ・ストーリー
上・下
宮部みゆき
角川書店:本体各1800円 |
ちょっと記憶がハッキリしないのですが“『ハリーポッター』を超える日本のファンタジーを書きたい”と作者が言っていたのを憶えています。上下合わせて1,280ページもある厚い本なので少し気を入れて読みました。
亘の父親は、突然亘と母親を捨てて愛人の元へ行ってしまいます。しかも愛人は妊娠しているとのこと、亘は旅人になって幻界に入り勇者になって、もう一度両親と3人の家庭を取り戻したいと考えます。けれど幻界を旅人になりさまよう中で見たもの、知ったものは……。亘の願いは叶うのでしょうか?
魔法がたくさん出てくるのですがとても重い小説になりました。12才ぐらいから。
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卵の緒
瀬尾まいこ
マガジンハウス:本体1400円 |
育生は母親と2人で暮らしている。5年生。父親の記憶が全然ない。いくら聞いても母親はいつも話をはぐらかしてしまうし、挙げ句の果
てはへその緒の代わりに卵の殻を見せてくれたりする。悲愴感や重い涙が落ちてこないこの物語は、ユーモアに溢れているが、孤独のもつ寂寥感が十分伝わってくる。血のつながらない人たち、それでいて家族であろうとする意味を考えさせてくれます。12才ぐらいから。
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★その他
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少女探偵サミー・キーズとホテル泥棒
ウエンデリン・V・ドラーネン
加藤洋子 訳
集英社:本体1600円 |
現代版『エーミールと探偵たち』ともいおうか、とても楽しくて気持ち良く読むことが出来ます。双眼鏡で向かいのホテルを覗いていて泥棒を目撃、こともあろうに手まで振ってしまったサミーの活躍は……。
元気で明るい話です。10才ぐらいから。
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血族の物語/上
ピーター・ディッキンソン=作
斉藤健一=訳
沢田としき=絵
ポプラ社:本体1600円 |
上だけしか出ていないのであまり紹介はできないが、1つの物語、人類が誕生したアフリカ、「月のタカ」族のスーズとお告げを受けた少女ノリの物語です。この1つの物語の中に毎章1つずつ昔話が入っていて、その話は独立して世界を作っています。
物語が心を騒がせるのは、遙か昔の記憶が遺伝子の中に組み込まれていて、自然への信仰と狩りと採集の生活、言葉を持つことの意味などが心をふるわせるからかもしれない。下巻が楽しみ。10才ぐらいから。
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りすのパナシ
リダ文
ロジャンコフスキー絵
石井桃子 訳・編
童話館出版:本体1500円 |
『野うさぎのフルー』に続いて2巻目、博物誌のような内容のイラストいっぱいの絵本です。
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どうぶつどどいつ
織田道代・作
長新太・絵
のら書店:本体1300円 |
「どどいつ」などといわれても知らない人も多いと思う。今風でいうと「ことばあそび」定型で七・七・七・五の調子をとる。絵も合っていてとっても楽しい。もちろん声に出して言ってみましょう。
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