このホームページでも報告を書いていて、夏休みには店からも近い市の施設を借りて展示報告会を開いたいがらしひろや君や「国境なき子どもたち」のことが本になりました。

アンコールワットの神様へ
石原尚子著
岩崎書店:本体1300円

「国境なき医師団日本」のこと、1995年に始まった「子どもレポーター」のこと 、そしていがらし君がそこに参加して取材し、それをみんなに伝えている活動のことが書かれています。
この本のタイトルはいがらし君の詩からとられました。

★楽しい絵本、11月から12月は1年で一番絵本の売れるときです。
クリスマスにお正月にプレゼントの機会も多く、店の中はすっかりカラフルで華やかになります。
かえるの平家物語
日野十成 文
斎藤隆夫 絵
福音館書店:本体1500円

話は平家物語、げんじ沼に住んでいるへいけがにの由来?並みいるかえるたちの愉快なこと。この寒いのに夏のお話、“まぁ、みなみなさまおゆるしあれ!”


3びきのぶたたち
デイビッド・ウィーズナー作
江國香織 訳
BL出版:本体1600円

『かようびのよる』でかえるを飛ばせた作者、今度は昔話3びきのこぶたを絵本に、でも良く知っているお話とはちょっと違います。絵を見れば見るほど、もっと見たくなる絵本。
“でも、私何を言っているのか分からないからイヤ”という人、ごもっともですが、ともかく3びきのこぶた、マザーグースのバイオリン弾きのネコ、助かった竜、みんな仲良くスープを飲んだからいいでしょ!

だんだんやまのそりすべり
あまんきみこ 作
西村繁男 絵
福音館書店:本体1100円

2人のいっちゃん、みんなでだんだん山でそりすべりをしました。だんだん山はお祭りのように賑やかです。
この雪は少し重たそうなので新潟の雪でしょうか?

ペチューニアのだいりょこう
ロジャー・ジュボアザン作
まつおかきょうこ訳

冨山房:本体1400円
旧・佑学社から出版されたことのある絵本です。
相変わらず少々お馬鹿さんの気のいいがちょうのペチューニアが空を飛んで都会へ旅行します。明るい色になりました。ちょっとお話が長すぎるのが玉 にキズです。
★あなたのおじいちゃんてどんな人?
大好きという人もいるでしょうし、会ったこともないから分からないという人もいるでしょう。
だいすき、バードウォッチング
サイモン・ジェームス作
小川仁央 訳
評論社:本体1400円
ジェスのおじいちゃんはバードウォッチングが好きで良く話をしてくれます。あんまり不思議な鳥のことを言うので私も一緒に行くことにしました。
コミカルな絵と文が楽しい。
おじいさんの旅
アレン・セイ
ほるぷ出版:本体1600円
作者は横浜生まれでアメリカ在住です。現在外国で暮らしている日本人も多くなりましたから、この作者の思いは伝わってくると思います。
もっとも人生そのものが旅かもしれません。けれどそのことを知るのはもっと後だとは思います。
3冊とも10才ぐらいから読むことが出来ると思います。3冊とも子どもが主人公であまり難しくなく読むことが出来ると思います。
かしこいブタのロリポップ
ディック・キング=スミス作
もりうちすみこ 訳
アリス館:本体1300円
話は昔話風、元気でわがままな王女と貧しく、けれど賢い男の子、そこにほんとに賢いブタが1頭。
こんなブタは私も欲しい。
とびたて!竜の子ダンド
ジェニー・ニモ作
安藤紀子 訳
偕成社:本体1000円
こちらは竜の王様の子どもなのに小さくて弱虫、とうとうみんなにおいて行かれます。だって空を飛べないのですから……。
でもマノンという女の子が助けてくれます。
そばかすイェシ
ミリヤム・プレスラー作
斉藤尚子 訳
徳間書店:本体1500円

イェシは8才、赤毛でそばかすばかり、でも生意気ですが元気のいい女の子。
ちょっと痛快物語。子どもには、子どもの理屈があります。

那須正幹著、時代物が2冊出ました。どれを読んでも構成がきちんとしていて感心してしまいます。時代物でなくとも良いのですが、こういう大衆小説風のものがもっと出ても良いと思います。子どもが元気です。10才ぐらいから。

大あばれ、山賊小太郎
那須正幹著
偕成社:本体1200円

1982年に同じ会社から出たものを全面見直し、シリーズ化するとのことです。

銀太捕物帳
本所七不思議のひみつ

那須正幹著
岩崎書店:本体1400円

シリーズ3巻目。
★その他
魔女の血をひく娘
セリア・リーズ
亀井よし子 訳

理論社:本体1500円
フィクションのような、かといってノンフィクションのような、とても読みごたえがあります。時は1659年、メアリーが一緒に暮らしているおばあさんは魔女ということで首吊りの刑にあってしまいます。メアリーはアメリカに逃れますが、やはり魔女とされてしまいます。メアリーは日記をキルトの中に隠します。1660年9月、メアリーの日記はここで終わっています。
いつの時代も人は異端者をつくり迫害してきました。人間の心の弱さが良く描かれています。15才ぐらいから
トロルとばらの城の寓話
トールモー・ハウゲン作
木村由利子 訳

ポプラ社:本体1600円
昔話『ねむり姫』が形を変えて描かれています。北欧の話らしくとても幻想的で繊細で、こういうファンタジーの形もあるのです。
王様と王妃様の関係は現代の夫婦・家族に十分置き換えられます。15才ぐらいから。
白鳥とくらした子
シシリー・メアリー・パーカー作・絵
八木田宜子 訳

徳間書店:本体1900円

1938年初版の絵が十分に入っている物語です。父親の留守にひどい目に遭わされて逃げ出し、白鳥に助けられるというお話です。
訳文がすっきりしているので美しい本になっています。

●クリスマスの絵本。出版界の不況もあり、クリスマスの新刊の出方が少なく思います。何も新刊でなくとも良いわけですが……。会留府のおすすめの絵本です。
サンタクロースからの手紙
J・R・R・トールキン
ベイリー・トールキン編
せたていじ 訳

評論社:本体1400円
トールキンが子どもたちに宛てた手紙。絵もトールキンが描いています。
12月6日には岩波書店からオリジナル版『ホビットの冒険』(2800円)が出ます。
クリスマスのものがたり
フェリクス・ホフマン作
しょうのこうきち 訳

福音館書店:本体1300円
あまり宗教にとらわれなく、本当のクリスマスの物語です。
クリスマスのちいさな木
e・e・カミングズ詩
クリス・ラシュカ作

さくまゆみこ 訳
光村教育図書:本体1500円
色が鮮やかできれいな絵本です。今年の新刊です。
トリフのクリスマス
アンナ・カリー作
松波史子 訳

くもん出版:本体1400円
サンタさん、待ちくたびれて眠ってしまう。ネズミのトリフがかわいい。
昨年クリスマスぎりぎりに出されたので新刊です。
ちいさな ろば
ルース・エインズワース作
石井桃子 訳

酒井信義 画
福音館書店:本体800円
こどものともで出された本です。
サンタのお手伝いをするちいさなろばはご褒美に何をもらったのでしょう?
めがねうさぎの
クリスマスったらクリスマス

作・絵 せなけいこ
ポプラ社:本体1200円
めがねうさぎとおばけちゃんのクリスマス。
もしかしたら今年はめがねが売れるかも。

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