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★絵本は本当に色々な絵=表現があり、絵だけ見ていても良いものです。そんな楽しい絵本を紹介します。
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ちいさな
しろくまくんのおはなし
ドロシー・シェリル作
湯沢朱実 訳
こぐま社:本体1000円
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ちいさなしろくまくんには、おとうさん、おかあさん、おにいちゃん、そしておねえちゃんがいます。ある日しろくまくんは家を出て迷子になっていまいます。
丹念に描かれている絵と文、幼い子どもに読んでやりたい小型な絵本です。
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きょうはぴったりのひ
ジャン・ファーンリー作
まつかわまゆみ 訳
評論社:本体1300円
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雪がでてくる冬のお話です。クマさんの“ぴったりのひ”って何でしょう?動物達は後をつけてみました。動物達の表情が良く描かれています。
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ひとりぼっちの
タツノオトシゴ
サクストン・フライマン
ユースト・エルファーズ作
ちばしげき 訳
小峰書店:本体1500円
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表紙のあなたが見ているタツノオトシゴ、何か変です。そうです!タツノオトシゴなのに私にはサツマイモに見えるのです。『どんなきぶん?』(福音館書店刊)でピーマンが出てきて笑ってしまったけれど、今度も野菜です。
見返しには登場人物、ちがった!登場野菜が載っています。どれも非常にユニークで大笑いしてしまいます。
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★歴史を題材にした本、フィクションにしろ、ノンフィクションにしろ、そこでは人々が懸命に生きている姿が描かれています。成功したかしないかは結果
論でしかありません。
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やまとゆきはら
大和雪原・白瀬南極探検隊
関谷敏隆さく
福音館書店:本体2200円 |
今からおよそ100年ほど昔、南極を探検した日本人がいます。白瀬のぶ隊長を中心に山辺安之助(アイヌ名ヤヨマネク)花守信吉(アイヌ名シシラトカ)やカラフト犬の活躍を描いています。
ダイナミックな版画の大型絵本です。
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宝さがしの夜
メレディス・フーパー文
スティーヴァ・ビースティー絵
山田順子 訳
岩波書店:本体1800円
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最近キンキラキンの表紙が流行っているので、目にしたときは“嫌だなあ!”と思ったのですが、誤解で、エジプトのファラオのミイラにかぶせられた金のマスクの遍歴でした。
絵も文も細密に描かれている大型絵本です。
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ヴァイキングの誓い
ローズマリー・サトクリフ作
金原瑞人・久慈美貴 訳
ほるぷ出版:本体1600円
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前作『ケルトとローマの息子』と同じように歴史を縦糸にすると、横糸には冒険が織り込まれている作品です。舞台は10〜11世紀のヨーロッパ、ヴァイキングにさらわれて奴隷としてアイルランドに行く少年のお話です。
その当時の地図が入っているのもうれしい。装幀も良い本です。12才ぐらいから。
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水底の棺
中川なをみ
くもん出版:本体1400円 |
久々に日本の歴史物語が出ました。かっては今西祐行、かつおきんやの様な作家が人々の生活を中心に書いていましたが、どうにも地味で重いのであまり読まれなくなっています。
時代は鎌倉、村の水源である池の再生に関わっていく人々が小松という少年を通
して描かれています。また、寺の僧侶が今で言うとシンクタンクの役割をしているのも面
白く読みました。歴史は何も武士の世界だけではありません。12才ぐらいから。
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★ハリー・ポッター第4巻、朝の6時から売りだし(何と8月20日が予約〆切です)内容も売り方もどんどんゲームの売り方に似てきました。出版社もドジョウを何匹も狙っていますが、活気がつくのは良いことです。出版が控えられていたのに、お休みにしていた本が出版されるようになって、それはそれで良いではないかと思っています。
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家の中ではとばないで!
ベティー・ブロック作
原みち子 訳
徳間書店:本体1400円 |
一人暮らしのバンコート夫人のところへ話ができる10センチぐらいのちいさな犬が現れます。名前はグローリア。それに小さな女の子、アナベルを連れていて暮らさせて欲しいと頼みます。そこへ金色の猫が現れアナベルに“空を飛ぶことが出来る”とそそのかします。アナベルの秘密、金色の猫の正体?
前に違う出版社から出ていたのが、装幀も良くなって出版されました。1970年にアメリカで出版されてからのロングセラー。とても良く構成された作品です。10才ぐらいから。
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魔女狩り人の復讐
ジョン・ベレアーズ
三辺律子 訳
アーティストハウス:本体1600円 |
『ルイスと魔法使い協会』シリーズも5作目になりました。初めの方はあまり面
白いとは思わなかった(ハリー・ポッターの2匹目のドジョウかと思ったのですが)だんだん内容がしっかりしてきて面
白くなってきました。5巻の舞台はイギリスのマナーハウス、そこは300年ぐらい前に魔女裁判があったところでした。書斎で迷路が描かれた地図を見つけてルイスはジョナサンと探検に出かけます。
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ふたりのアーサー運命の十字
ケビン・クロスリー=ホランド著
亀井よし子 訳
ソニー・マガジンズ:本体2000円 |
この物語の一つは『アーサー王伝説』もう一つはアーサーの物語がお互いに絡み合いながら進んでいきます。2巻では14才になった主人公アーサーはロード・スティーヴンのホルト城で十字軍の目的地、エルサレムへの出発のため修行に励みます。いよいよ十字軍の従者になり海を渡りますが、アーサーを待ち受けていたものは何でしょうか?次作3巻で完結です。12才ぐらいから。
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サブリエル・古王国記泱サ界の扉
ガース・ニクス著
原田勝 訳
主婦の友社:本体2500円 |
古王国、そこは死を司る場、そこでは魔術が栄えて死霊が満ちているところ、冥界へ導かれる入り口です。古王国出身のサブリエルの父は魔術師で、古王国で蘇ろうとする死霊たちに死を与える役目ですが、ワイヴァリー学院で暮らしているサブリエルの前からいなくなってしまいます。サブリエルは父を捜しに古王国へ旅立ちます。
“生と死”ファンタジーでは欠かすことの出来ない主題が生き生きと語られています。3部作の第1巻目で続編が楽しみです。15才ぐらいから。
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ベーオウルフ
ローズマリ・サトクリフ作
井辻朱美 訳
原書房:本体1800円 |
『ネシャン・サーガ』の作者ラルフ・イーザウの次作『盗まれた記憶の博物館』上が出ましたが、下巻も続けて出るので来月取り上げます。サトクリフの本は近年原書房からたくさん出版されていますが、今回出版された井辻朱美訳の『ベーオウルフ』はファンタジーファンの人には必読です。この叙事詩はトールキンが愛した一つですが、サトクリフの再話も原詩にほぼ忠実に書かれていて、そこにサトクリフらしい人間的な理由が織り込まれています。
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ミラクルズボーイズ
ジャクリーン・ウッドソン作
さくまゆみこ 訳
理論社:本体1500円 |
ファンタジーブームということで、他の分野の出版が少々少ないように思います。
『マーガレットとメイゾン』『レーナ』に続いての3作目です。プエルトリコ系の母親とアフリカ系の父親を亡くし、NYのハーレムで何とか生き延びていこうとする3人の男の子(兄弟)の話です。親代わりをする兄タイレー、保護観察のチャーリ、末っ子のラファイエット、みんな母親の死の時の辛い思い出を持っています。末子のラファイエットから語られる……。深い哀しみと家族への愛情、ファミリー物語です。
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★その他おすすめの本
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あんぽんたんのおもしろことば
なんじゃらほい!
その一
ひろかわさえこ
草土文化:本体1300円
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日本語の中の不思議な面白い言葉集。
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アボリジニのむかしばなし
オーストラリア先住民
絵と文 池田まき子
新読書社:本体1380円
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大きな活字でゆったり組まれていて、読みやすい昔話集です。短いお話が多いので読み聞かせにも。
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サボテン島のペンギン会議
川端裕人 文
アリス館:本体1300円 |
絶滅の危機のフンボルトペンギンを助けよう。これはペンギンの生態の本でもあり、ペンギンを通
して人間の生き方の本でもあるのです。
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「わらべうた」で子育て・入門編
阿部ヤエ・平野恵理子 絵
福音館書店 母の友編集部編
福音館書店:本体1500円 |
「わらべうた」で子育て、子どもはスクスク育ちます。CD付きです。
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