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★絵本というより絵が語っている大型な本、詩集、ちょっと違った絵本たち
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天地創造のものがたり
池田裕 文
ノーマン・メッセンジャー画
岩波書店:本体1800円 |
旧約聖書『創世記』の絵本です。神が次々とこの世界を創っていく、その全てを終わった七日が休息の日になったお話です。
“神は全ての生き物を支配させるものとして自分に似たすがたの人間を創った”この考え方は日本人が持っている世界観とは違いますが……。
細密に描かれている絵、それでいて現実の世界との違いは色の使い方でしょう。日本も含めて各地の創世の絵本があっても良いと思います。」
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氷の海とアザラシのランプ
〜カールーク号北極探検記〜
ジャクリーン・ブリッグズ・マーティン文
ベス・クロムス絵
千葉茂樹 訳
BL出版:本体1600円
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1913年、カナダの北極探検隊の乗った捕鯨船カールーク号が氷に閉じこめられて、やがて沈んでしまいます。
乗組員は船長と船員、科学者、探検家、猫1匹、40頭のそり犬、そしてイヌピア族の猟師クーラルックと母さんキールーク、そしてパグナークとマクビーク8才と2才の少女です。
氷の海に閉じこめられ、沈んでしまった船から脱出、家を造って救助を待ちます。この猟師の家族を送り出すお婆さんの語りという形式になっていて、絵は木版と水彩
で描かれていて、良く文と合っています。ゆっくり読みたい絵本です。
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いちねんのうた
絵と文 エルサ・ベスコフ
訳 石井登志子
フェリシモ出版:本体1524円 |
3人の兄妹が過ごすスウェーデンの1年、暦、時間、一週間、そして一月からスウェーデンの月の行事を織り込んだ、詩と絵の自然いっぱいの絵本です。
他にもベスコフの絵本は今年は各出版社からたくさん出版されました。出揃ったところで全部紹介出来たらと思っています。
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かぜひきたまご
舟崎克彦 文
杉浦範茂 絵
講談社:本体1800円 |
かぜひきたまごが帰ってきた。
少し大型になって色もきれいになって、イライラしたときに読んだらイライラの代わりをしてくれるからすっかり楽しくなってしまうんだ。
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★『ぼくは名たんていシリーズ』でファンがいっぱいいるシャーマットの新シリーズが出ました
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きえた草のなぞ
だいじなはこをとりかえせ
ねむいねむいじけん
いそがしいクリスマス
ペット・コンテストは大さわぎ
2るいベースがぬすまれた
マージョリー・W・シャーマット さく
マーク・シマント え
神宮輝夫 訳
大日本図書:本体各1238円 |
『めいたんていネート』シリーズ 、1〜2年生の子どもたちが1人で読みやすく楽しい本です。
ちょっと単純すぎるきらいはありますが、小学校低学年向きの本がなかなかないので嬉しい出版です。
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★ドキドキハラハラ、ただただ楽しく読むことが出来ます
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南総里見八犬伝
原作 滝沢馬琴
編者 浜たかや
画 山本タカト
偕成社:全4巻・本体各1400円
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完訳ではありませんが子どもたちが読むのに良くまとめられています。
伏姫は愛犬八房と命をなくしますが、その時八つの珠となって飛び散りその珠を持った八人の犬士が玉
梓の霊と戦う江戸時代の有名な話です。
それにしても今の子どもに仁とか礼とか忠とか分かるのかしら……。
まぁ、あんまり深く考えないで冒険活劇小説を楽しみましょう。5年生ぐらいから。
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トニーノの歌う魔法
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作
野口絵美 訳
徳間書店:本体1700円
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『大魔法使いクレストマンシー』このシリーズ最後の4巻目、今度の舞台はイタリアの小国、そこには魔法の呪文を作るつの家系がありましたが、両家は反目しあっています。
そして魔法は弱まり他国に侵略されそうになるのですが、両家の子どもたちは力を合わせて戦います。惑わされて呼び出されたトニーノ達は人形の大きさにされ、人形の家に閉じこめられてしまいます。
お芝居、オペラと大変にぎやかで楽しい冒険物語です。
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ルドルフといくねこくるねこ
斉藤洋 作
杉浦範茂 絵
講談社:本体1300円
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お待たせしました。3巻目が出ました。
今回はイッパイアッテナがあまり活躍しなくてルドルフとブッチーが主人公(?)です。
変に観念的でなく、娯楽性が強いのでかえっておもしろく、ファンだけでなくこのシリーズの初めから読む人もたくさんいます。
川向こうでは恐ろしく大きな犬が現れ、ドラゴン兄弟は助っ人を頼みに来ます。そしてイッパイアッテナは市川へ行ったきり帰ってきません。残ったルドルフやブッチーを巡って事件が起こります。
4年生ぐらいから。
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こちら『ランドリー新聞』編集部
アンドリュー・クレメンツ作
田中奈津子 訳
講談社:本体1500円 |
カーラは転校生、目立たない女の子でした。カーラのクラスのラーソン先生は何故か少しばかりの授業をしただけで後は新聞を読んでいます。
うるさく汚いメチャメチャのクラスです。カーラは自作の「ランドリー新聞」を教室に作って貼り付けました。事件はそこから起こります。
そして表現することの自由について子どもたちは考え学びます。表現や言論の自由という難しい問題を上手く物語にしてあります。
5年生ぐらいから。
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影の王
スーザン・クーパー作
井上朱実 訳
偕成社:本体1500円 |
ナットは全米の学校や子ども劇団から選ばれた少年俳優の一人で3週間のリハーサルのあと、新グローブ座で公演することになっています。ナット達はイギリスに行きホームステイをしながら公演に臨むことになります。
ある日ナットはめまいを起こし、目を覚ますとそこは1599年のシェイクスピア率いる宮内長官一座でした。パック(妖精)を演ずるナットはその中で深い心の傷を回復していくのでした。
ミステリアスな話と登場する実在だった人たち、当時のロンドンの街の様子など大変おもしろく深い内容の物語です。
以前紹介した『シェイクスピアを盗め!』『シェイクスピアを代筆せよ!』そしてナットが出てくるとされる『あらし』を合わせて読んでみましょう。中学生ぐらいから。
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中つ国歴史地図
〜トールキン世界のすべて〜
カレン・ウィン・フォンスタッド著
琴屋草 訳
評論社:本体3800円 |
トールキンファンには必読の書です。
『指輪物語』には追補編があり、直接の物語ではないのですがそれらを読み込む楽しさがあります。
この本もその一つ、ある人に聞かれたのですが“中つ国ってなんですか?”と……。その答えも十分に書かれています。
今月はこのHPに映画の感想を載せていますが、私はどちらかというと映像化されたものより、こういう本を少しずつ読むのが大好きなのです。
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