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★さまざまな絵本の絵
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六にんぐみせかいあるき
グリム童話
矢川澄子 再話
スズキコージ 絵
教育画劇:本体1500円 |
各地の昔話にある、各々特色を持った男達が王様の難題に挑み、勝利を治めるというお話です。
この本では『ちからもち』『よくみえる目』『たいしたはないき』『かけあしおとこ』『こおらせおとこ』そして最初の『へいたいあがりのおとこ』あれ?この男はどんな凄い力があるのでしょう。
どことなくおかしな男達、お姫様は最後のページでも走っています。楽しそうにね。 |
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やんちゃなサルとしずかなパンダ
アントニア・バーバーぶん
メイロ・ソーえ
山口文生やく
評論社:本体1300円
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昔中国に元気なサルと静かなパンダがいました。サルはパンダより人気者になりたくてイタズラをしたり、色々な作り話をします。
でもパンダは静かに黙ったままです。やっと話したパンダの声は柔らかく、子どもたちは聞き惚れてしまいます。
見返しをはじめ、コラージュを上手く取り入れています。
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おっかなびっくりしまうまくん
マリオ・ラモ作
いわきりしょういちろう訳
セーラー出版:本体1500円 |
真夜中、一人でシマウマくんは水を飲みに出掛けます。草原は危険がいっぱい、大丈夫でしょうか?
白と黒、あとはほんの目立たないように少しの色が隠れて使われているだけ。文字のページの色にも、絵のページの白黒をハッキリさせるために、少しの色が入っています。
最後のページだけに黒の中に陽が昇るときの赤、色の使い方が効果的です。
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すなのおしろ
たむらしげる
偕成社:本体1300円
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誰もいない浜辺で、ぼくは砂のお城を造った。
すると、すなおとこが現れて砂の町へ連れて行ってくれた。
砂と言っても薄茶色の砂、その中に色々な物の色が印象的に使われています。
見返しから海の色、宝物が最後に虹の色になるのも鮮やかに不思議です。
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ねこたちの夜
作:ブルース・イングマン
訳:江國香織
小学館:本体1400円 |
あなたの家の猫は、夜あなたが眠っているときに何をしているか知っていますか?
“ぼくはスクーターに乗ってキャット・アカデミーに行って勉強しているのさ。学校が終わればオードリーとデート”『ローマの休日』の映画シーンを観ているページには思わず笑ってしまいました。オードリーとオードリーを観ているのです。
訳文も上手く合って、とってもオシャレな絵本です。
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★ユーモアあふれたお話〜読み聞かせに6歳ぐらいからおすすめ〜
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レオ王子とちいさなドラゴン
ノルベルト・ランダ作
クローディア・ド・ヴェック絵
若松宣子 訳
徳間書店:本体1000円 |
王さまは王妃の健康のために出掛けることにしました。留守の間はちいさく元気なレオ王子に任せることにします。
レオ王子は庭で卵を見つけ、家来の目をかすめて卵を温めます。 産まれたのは小さな可愛いドラゴン。
でも、どんどん大きくなってしまいます。
ほとんどのページに絵が入っていて、とても楽しいユーモアいっぱいのお話です。
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チェブラーシュカとなかまたち
ウスペンスキー さく
いじゅういんとしたか やく
新読書社:本体1000円 |
チェブラーシュカってクマだか、タヌキだか、ウサギなのか、ネコなのか、何だかへんてこりんな動物。南の国からやって来ました。ワニのゲーナと大の仲良しになります。仲間もいっぱい出来て、なかよしの家を建てることにします。
ロシアの本にはなぞなぞや言葉遊び、詩がたくさん出てきます。30年前一度翻訳されたことのある本の新版です。この夏 アニメが上映されます。
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★こわい?話、不思議な?話
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ムジナ探偵局 闇に消えた男
富安陽子 作
童心社:本体1200円 |
源太は母親の留守の間、ムジナ探偵に預けられてしまったから、仕方なく依頼された7年前の失踪事件解決のため、岐阜の山奥へムジナ探偵にくっついて行きます。
水神とハジカミ《開かずの間》に残されたかすかな香り、さあ!謎は解けたでしょうか?
シリーズ3作目です。9才ぐらいから。
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ふしぎな家の番人たち
ルーシー・M・ボストン作
卜部千恵子 訳
岩波書店:本体1400円 |
トムは田舎の農場から新しい工場町に引っ越して来ました。“この町にはぼくがぼくらしくしていられるものは何もない”
ある日、女主人が出掛けたので公園の外れの古いお屋敷に入ってみます。そのお屋敷には色々な物があり、その様々な物、天井の梁から花瓶や壺、その他全部に顔がついているのに気がつきます。そして声が聞こえてきます。“まぼろし、お前は失われた”“ぼくの名前はトム・モーガン、それがぼくだ”
このお話の舞台はあのグリーン・ノウ、作者82才の時の作品とのことです。ここに出てくる魔法は作者と読者両方の心です。自然描写
が素晴らしく、挿し絵はもちろん、息子のピーター・ボストン。静かに耳を澄ませて読みたい本です。10才ぐらいから。
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黒いバイオリン
ウルフ・スタルク 作
アンナ・ヘグルンド 絵
菱木晃子 訳
あすなろ書房:本体1000円 |
ぼくの妹サーラ、サーラは病気で寝たきりだ。夜になった。“お兄ちゃん、私のためにバイオリン弾いて”ひどい音だけれどぼくはサーラのために何でもしたかった。静かにやっと息をしているサーラ、そして窓から入ってきた物、ぼくはすぐに分かった。死神だ!
いつものことだが、スタルクは少年の心理を書くのが非常に上手い。そして名コンビのヘグルンドの絵、悲しみも喜びも楽しかったことも十分に表現している。
希望と喜びのとても美しい本です。10才ぐらいから。
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★自分探しの旅をしている人へ
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ローワンと黄金の谷の謎
エミリー・ロッダ 作
さくまゆみこ 訳
あすなろ書房:本体1300円 |
リンの谷ローワンシリーズ2作目ですが、前作より話が複雑な作品になり、面
白くなりました。リンの谷はアランが持ち帰ったヤマイチゴが艶やかに実り始めてきました。
ある日、予定よりずいぶん早く旅の人たちが村にやって来ます。旅の人は何かを隠しています。バクシャーは落ち着かず、魔女シバの予言、不安が広がる中で村の人たちがいつのまにか、次々と眠り出します。
突然消えてしまった旅の人を捜して真実を聞くため、ローワンたちは黄金の谷に向かって出掛けますが、そこで知った敵の正体は思っても見ない者でした。
丁寧な表現とお話がファンタジーとして成功しています。10才ぐらいから。
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虚空の旅人
上橋菜穂子 作
偕成社:本体1500円 |
『守り人』シリーズの4作目ですが、外伝、つまりバルサは登場しません。新ヨゴ皇国の皇太子チャグムと星読博士シュガがサンガル王国の新王即位
ノ儀に招かれたことから始まります。
そこではサンガル王国をを侵略しようとしているタルシュ帝国、迎え撃つべくチャグムとシュガは張り巡らされた陰謀の中に引き入れられてしまいます。
人生の危うさと確かさが壮大な物語の中として描かれています。12才ぐらいから。
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ネシャン・サーガ
ライフ・イーザウ作
酒寄進一 訳
あすなろ書房:本体2400円 |
ヨナタンは伝説の杖ハシェベトを手にし、裁き司に会う旅を続けます。一方ヨナタンの物語を夢の中で見る車椅子のジョナサンはどんどん衰弱して死に直面
します。原因を究明できる人は誰もいません。そしてヨナタンはもう一歩。“ヨナタンには助けがいる”そう思ったとき、ジョナサンは裁き司の前にいるのでした。
来日した作者は“怖じ気づかず、常に前へ進むこと。それでこそ自分も世界も救えるのだという思いを込めた”と言っています。12才ぐらいから。
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★親子で読もう、みんなで読もう
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きいちごだより
古矢一穂 絵
岸田衿子 文
福音館書店:本体1200円 |
動物たちのかわいいお手紙つきです。ぼくも書いてみました。
《ぼくのいえのきいちごは はる にいがたから おかあさんが ひとつだけもってきて うえたものです。20こくらいの あかいみがなって くろくなったら ジュースを ちょっぴりつくろうねと おかあさんは いっていますが ぼくは みみずのほうが だいすきです〜とかげちょろきち〜》
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キツネのハナジロ
作/那須正幹
協力/今泉忠明
くもん出版:本体1000円 |
新しいシリーズの1巻目です。この本はハナジロというメスギツネが、生まれたときから大人になって自分の子供を産むまでが描かれています。
科学的に書かれていて、シートン動物記ほど物語性が強くありません。巻末に生態の解説と昔話や民俗学的なキツネの事などが載っています。
2巻『裏山のちびタヌキ』3巻『野良ネコ大将』が同時に出ました。
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昭和こども図鑑
20年代、30年代、40年代の昭和のこども誌
文 奥成達
絵 ながたはるみ
ポプラ社:本体1600円 |
高度成長以後、日本はすっかり変わったと言っても良いと思います。敗戦後からそれまでに育った人たちから、そろそろおじいちゃん、おばあちゃんが生まれてきています。
貧乏だったし、悲しいこともたくさんあったけれど、元気で自然の中でたっぷり遊んだ子どもたち、前半のエッセーがとても面
白い。
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