| ★昔話の絵本 |
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はなたれこぞうさま
ぶん 川崎大治
え 太田大八
童話館出版:本体1400円
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欲のない善良な男にあたえられた“はなたれこぞう”。毎日“えびなます”を食べさせれば願いのものは何でも叶えられる。そして、みるみる金持ちになった男は……。始めから終わりまで変わらない“はなたれこぞう”の表情と、愚かだが憎めない男の表情が昔話にユーモラスな彩
りを与えている。 |
| ★絵を楽しもう |
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マールとジャスパーのごちそうをさがせ!
さく/ローラ・ランキン
やく/いしづちひろ
BL出版:本体1200円
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女の子アンはネコのマールといぬのジャスパーが食事を始める絵を描いています。でも、食べ物を描かないうちに自分の夕食の時間になってしまいます。そのままで行ってしまったので、2匹はお腹がペコペコ。絵を飛び出して次々に美味しそうなものを見つけるのですが、食べようと思うと邪魔が入り食べられません。それは物語の中の食べ物だからです。
丹念に細かく描かれた絵を見る楽しみと、お話のキャラクターが出てきて色々な楽しみ方ができます。訳もリズムにのって読みやすい。 |
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どうぶつニュースの時間
あべ弘士
理論社:本体1000円
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DTV動物テレビ、7時です。どうぶつニュースの時間です。今日のニュースは飛行機のハイジャック、赤ちゃんイノシシを連れたお母さんイノシシの散歩……盛り沢山。CMもあれば解説委員までいます。
動物の特徴をおさえた明るいユーモアたっぷりの絵物語というより週刊誌かな? |
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ミルデンホールの宝物
ロアルド・ダール作
ラルフ・ステッドマン絵
中村妙子訳
評論社:本体2800円
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無垢な男が掘り出した古代の宝物、貪欲な男はそれを独り占めにしようとします。でも、もくろみはちょっとした事で失敗。実話をもとに書かれたお話です。
すっきりとした訳文がなんという事のない物語を面白くしていますが、何よりも絵が語るという事はこういう事なのでしょうか。ステッドマンのたっぷりとした見事な挿絵が入っていて、何回も読みたい本になりました。 |
| ★あなたはどこからきて、どこへ |
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おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん
長谷川義史
BL出版:本体1400円
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“おじいちゃんのおじいちゃんってどんなひと”5歳の子どもの質問にあなただったらどう答えますか?う〜ん、むつかしい!この絵本は見事に答えています。“ふざけるな”だって。
だってほんとでしょう。みんなお猿と親戚。でもそのお猿さんがだんだんと道具を使っていくのです。そうすれば生活も人生も変わっていきます。 |
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ぞうのさんすう
ヘルメ・ハイネ さく
いとうひろし やく
あすなろ書房:本体1000円
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1−1=0になりますか?生き物は死んだら何が残るのでしょうか。100年生きたぞうは0(ゼロ)という事がどういう事か分かりました。作者はこの哲学にウンチを使って答えています。
そうです!ぞうという長い時間を生きる動物を使い、その生きている証明であるウンチを使って答えています。
モノクロのシンプルな絵本はあなたを静かに励ましてくれます。念のため、この本は数学の本ではありません。 |
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科学と科学者のはなし
寺田寅彦エッセイ集
池内了編
岩波書店:本体680円
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新装になった少年文庫の一冊です。
『茶碗の湯』『線香花火』『蓑虫』を読んだのは高校生の頃でした。編者の池内さんと違い、全くの数学オンチだったので科学に目を開かれる事はなかったのですが、作者の寺田寅彦の物の見方に“へぇ〜”と新鮮な驚きを持ったことを良く覚えています。科学の本にもこういう本がたくさんあると良いと思います。
また、大人になって改めて読んでみると、子育てや教育のことを考えるうえで示唆されることがたくさんあります。 |