■会留府のこと〜2005年4月〜

3月21日の阿部邦雄お別れの会には、たくさんの方のご参列ありがとうございました。

ちょうどお彼岸だったので、参加出来なくて残念とのお言葉をいただいたり、わざわざご来店下さった方、励ましのお手紙をくださった方々、ほんとうにありがうございました。なによりも嬉しかったのは、幼い時に来てくれた子どもたちが成長して、皆それぞれに私を励ましてくれたことです。ともかく、つかまえどころのないひょうひようとしたところが良かったのか、えるふのおじさん!と言ってつきあってくれた子どもたち、彼らに会って私ももう少しがんばってみようか!と思いました。

会留府は最初にもどります。とはいえ残念ながら夫はいませんが、何かおもしろい本が読みたいと来店される方々を中心に28年前にかえって、楽しみを共有しながら、できるだけシンプルに店を続けていきたいと思います。スタートの時のように、4月1日から名称は「子どもの本の専門店 会留府」、定休日は月曜日になります。火曜日は取次ぎへ、木曜日は営業に 外へ、あとはできるだけ店に居て皆様と本の話をしたいと思います。

新学期を迎えて各出版社は学校図書館向けの本に総力をあげています。会留府に関係の深い千葉市は今年も昨年同様に、千葉市書店組合でまとまって活動をします。(組合が市から請け負って各組合員=書店に割り当てがあり、全体で動きます。)例年どおり5月には各出版社の協力のもとで展示会を開きスタートします。読み物や絵本などは出版状況を時々チェックできるのですが、調べ学習系や教科の本をこうして手にとってみることができるのは嬉しいことです。本屋単独では揃える本も限度があります。目録だけではなかなかわかりにくいところも手にとってみることができます。本来ならこういうのは図書館などが揃えて、いつでもだれでも見ることが出来るのが望ましいのですが、こういう活動を図書館がしてこない、できないのが現状です。今年は教科書もかわります。関心のある人はぜひのぞきにきてください。

そして、子どもたちの読書環境にもっと関心が出たら良いのにとおもいます。単なる知識を得るということだけならパソコンに勝る物はありませんが、「考える」ということは本が一番だと思います。ということで、会留府は変わらず歩いていきます。どうぞよろしくお願いいたします。