■会留府のこと〜2004年5月〜

4月は図書館や学校の新年度の挨拶まわりもあり、例年、しばし店をスタッフにまかせていないことが多く、また、いたとしてもたまりにたまった雑事におわれ、一日バタバタとしてしまいます。そんな落着かない私をお客様はどうみていらっしゃるでしょうか。それは私が学校に行って感じたとと同じかもしれません。

子どもたちの挨拶が良くなりました。どんな時間でも会えば“こんにちは”と挨拶をする、でも何かひっかかる……あの挨拶のしかたはコンビニなどの店員さんがする挨拶に近い、ちょっと高めの声のトーンも同じ、どこか心がそこにありません。

それと、先生たちがずいぶんくたびれて、新学期早々なのに元気がなく忙しそうで、学校図書館の話に行ったのに本の話はなく、ともかく用件のみ……“では、また後でFAXします。”

そして、ある日来店された若い人にこう言われたのです。“すごく忙しそうですが、すみません本のこと聞いていいですか?”え?!本屋へ来て本のことを聞くのは当たり前の事、でもその日はもじどおりバタバタしていたのです。お客様が多くてバタバタしていたのではありません。その時お客様は、思いきったようにそう声をかけてきたその人だけ、カウンターの裏側の作業スペースから店をチラチラと横目でみながら、コピーをとったり、電話をしたり、作業に使う箱を整理したり……言われてハッとしました。

本は気持ちが落着かなかったり、気力が萎えてしまってはとても読むことができません。あわててその人、大学1年生で友だちに教えてもらってはじめて来店したとのこと、ファンタジーが好きで、少し本の話をしたくて来たとのこと……もちろん、あやまってそのあと少し指輪物語の話をしました。

いま、顔の見える仕事がしたいと思います。めったに思い出さなくなってしまつたけれど、昔の会留府はずいぶん子どもたちと読書会をしたり遊んだりしたものでした。2時間もプロレスの話を聞いたり、親子で泊りがけの読書会もしました。(昼はこどもと夜はおとなで飲みながら本の話をしたり。)気をつけなくちゃ!しばし反省しました。

ところで、《子ども講座》がはじまります。どうぞご参加ください。そして、以下会留府はこんなことをしています。また、ご意見、ご感想などもおよせ下さい。



毎月一回お便りが郵送されます。「えるふ通 信」の他、岩波書店「やかましネットワーク」福音館書店「あのね」など出版社の情報誌なども一緒にお届けします。
いつからでもご入会いただけます。年会費は2,000円です。
会留府主催のイベントの割り引き、本をお送りする場合の送料の割り引き、来店サービスカードの特典などがあります。
本屋まで遠かったり、お出かけすることが難しい方、選書にアドバイスが欲しい方のために選ばれた本を一年間お手元にお届けします。
ロングセラーから新刊まで、赤ちゃん絵本から読み物まで13コースあります。くわしいリストはこちらからご覧ください。
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