■会留府のこと〜2003年9月〜

夏休みも終りました。

天候の不順でいつになく寒く、それでいて突然暑くなり、とまどったままの夏でした。自然は大きくゆっくりしています。このお天気の影響で今年のお米などだけでなく、7年後のセミの誕生など、いま目に見えないものも心配です。

こどもの本の広場 会留府も2度目の決算を迎え、一年間の反省とこれからのことを話し合いました。

8月に来店された方はまた棚の様子が少し変わったことを知っていらっしゃいますが、変わったといっても全体の面 積が変わらないので、あまり変わりばえはしないなぁ!と思いながらも、少し風通 しが良くなるだけでもよいかと本の場所を変えてみました。会留府のお薦めロングセラーとえるふ通 信で取り上げてきた新刊中心になりました。

近年残念なことにいわゆるロングセラーといわれている本の売り上げが落ちています。これはうちの店だけでなく、仲間の専門店の人たちや出版社の人たちとも話すことです。聞かれるのも 、売れるのもテレビの影響が強く、キャラクターものが多く、地味でゆったりした本が買われなくなってきましました。

このことを決してダメだと言っているのではありませんがあまり良いことだとは思いません。そこに見えるのは企業の宣伝力だからです。また、テレビでおとなになった人が親になって、テレビが判断基準になっています。見えないものを見る力、これは本がもっている大きな力です。

会留府ではロングセラー本を大切にしたいと思います。手に入らない本も多くなっていますが、できるだけ努力したいと、そして、内容などにもお答えできるようにスタッフ一同努めます。また、ご希望の本ができるだけお求めやすくなる様にサービス面 を考慮いたします。

もちろん、情報紙をお送りしている「えるふの会」の充実や、出版社との連携にも努めていきます。どうぞこれからも会留府を応援いただけますようお願いいたします。