■会留府のこと〜2003年8月〜
いま、会留府の店内はちょっと賑やかです。
入口を入ると正面の棚の上には大きな写真が3枚、これは先日会留府が主催した今森光彦さんの講演会の会場に展示された写
真の一部をそのままお借りしたものです。
作品は『世界昆虫記』〜福音館書店刊〜からのもので、生活の場である普通
の部屋などに置いてあったら、大きな蝶が翔んでいるようで、夕暮れの時など驚いてしまうほど迫力があります。丸い大きなフンコロガシの写
真もあります。厚くてずっしりと重いこの本には、昆虫のことだけでなく遠い国の熱帯で生活している人たちもでてきます。
肌の色や髪もちがっているけれど、子どもたちは日本の少し昔と同じようにカブトムシを戦わせて遊んでいます。“う〜ン!ゲームで遊んでいる子どもたちとは目の輝きがちがうなァ……”と思います。それはバックが自然の中だということ、コンクリートの建造物がバックでは輝き方がちがって見える、そんなとても単純なことかもしれませんが、ともかく楽しそうな子どもたちです。
一方、道を通る人はウィンドーの中の、30cmくらいの棒の上に針状の丸い玉
をのせたものにビックリして足を止めます。?!その横と下を見ると大、小さまざまな貝がたくさん並んでいます。(もちろん本は並べてあります。)それらのたくさんの貝は会留府のお客様でもあり、ホームページに『海からのおたより』を載せてくださっている『どんぐり通
信』の谷口ファミリ ーのコレクションをお借りしたもので、小指の爪の先位
からにぎりこぶし位の大きさの貝まで、形も色も様々、全部千葉県館山の海でひろったものとのことです。
きれいに洗って小さな袋に入って、名前がついているのもあります。昆虫とはちがった自然の不思議を思います。見ているだけでもおもしろいのですが、あさり等の二枚貝には昔の人は絵や文を書いたり、
巻貝は耳をあてると海の音が聞こえるといわれたものでした。
9月いっぱいまで手にとって見られるようにしておきます。きっとあなたにも波の音が聞こえるとおもいます。
いつまでも梅雨のあけない変な夏になりました。なんでもそれから暑い日になるとのこと、夏は夏らしく、そして、なるべく風通
しの良い木陰で読 書、そんな夏がおくれたら最高ですね。
会留府は例年のように10日から14日まで夏休みをいただきます。その他の日、どうぞ本を見にきてください。
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