■会留府のこと〜2002年8月〜
夏休みの終わりにいがらしひろや君がある計画をたてました。
ひろや君は6・7月のホームページに連載したように、今年の3月の春休み、『国境なき医師団 日本』のこどもレポーターに選ばれてカンボジアに行ってきました。
ひろや君との出会いは谷川俊太郎の詩をめぐってでした。ある日来店されてホームページに会留府のことを載せたいのだけれど良いかと聞かれました。子ども2人を連れた若いご夫婦でした。それから何回か話すうちにその家族は谷川俊太郎さんの詩が大好きだということが解りました。
元気の良いお母さんとあまりしゃべらないけれど時々ひょうきんな事を言う男の子が特に好きで、谷川俊太郎さんに手紙を出して返事をもらい大感激で、それが励みになって本を読んだり文を書いたりすることが好きになったことを聞きました。その男の子がひろや君でした。
会留府では10周年、20周年と谷川俊太郎+林光というコンビで記念の集まりをもっています。ちなみに来年の2月には25周年で『谷川俊太郎+谷川賢作 音楽とトークの会』を予定しています。
人の出会いはその人の生涯に大きな意味をもつことがあります。本もそんなことがあります。ひろや君は9月11日のアメリカの事件で難民のことに興味を持ち、書くということで自分を表現しました。カンボジアに行ってきて思ったこと、感じたことを人に伝えたいと言います。
私は子どもの率直な考えを聞くことが好きです。だから店に来る子どもと話をするのが楽しみです。あまり喋らない子どももいるけれど、それはそれなりに良く観察されていて、時には辛らつな一言にドキッとすることがあります。私が『指輪物語』を大好きなことを知っている高校生などと時に話し込むこともあります。
うるさいおばさんと内心思っているかもしれませんが、彼らは(男の子の方が多いのは一人で来る事が多い、女の子は友達や家族と来ることが多いからかもしれません)十分に私の相手をしてくれます。そんな時は一日楽しい気分でいられます。
子どもと本の話をする、それは私がこの店をやっていて一番うれしいことです。ひろや君の発表の場をかりてできるだけいろいろな子ども達と話してみたいと思います。
ぜひ出かけてきてください。ひろや君の話を聞いて下さい。
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